箱根外輪山とは
噴火によって出来た多くの山々の連なり、内側には堰き止められた芦ノ湖がある。
箱根外輪山一周トレイル
- 一周約50km 獲得標高3200m
- 3/4周 反時計回り〜元箱根まで 約35km獲得標高2600m
- 前半でガツンと標高を上げる「反時計回り」と「時計回り」では「反時計回り」の方がキツイとされる。
- 10時間を切ればいっぱしのトレイルランナー?
昔トレイルランのレースが行われたこともある
「THE NORTH FACE エンデュランス ラン OSJ ハコネ 50K」
しかしこの大会は2007年の1回で終了
理由は
箱根の歩道(登山道)利用に関するガイドラインが、箱根で活動されている12団体のもとに策定され、その項目にある「集団で利用する場合は、一列歩行し、」という一文の解釈が、環境省箱根自然環境事務所によると、「箱根の登山道を集団で走ることは許されない」という見解となり、大会開催が自粛するように促されたようだ。→詳細はこちらPOWER SPORTS │ 「OSJハコネ50K」 2008年度中止のお知らせ
この大会で優勝した鏑木選手がその後UTMFを開催するキッカケになった話も何かで見かけた。
つまり美しい自然と登山者同士の交流で、一列で歩行しなくてはならない。
歩行、ということは厳密には走ってはならないのかもしれないが早歩きは良いのだろうか?1人なら走っても良いのだろうか?このあたりはどの山でも一緒でみんなで仲良く自然を共有できる範囲で解釈するとしよう。
(具体的にはあいさつは欠かさない。歩いている人を見つけたらその時点から歩く。すれ違い後もしばらくしてから走る。など。)
今回走ったレポ
今回は冬で日没も早いので
予定は塔ノ沢〜箱根関所までの3/4コースです。
コース距離約34km 獲得標高約3000m
朝8時スタート、しばらくは激登りが続きます。箱根の道はあまり踏まれておらず、気持ちの良いトレイルが続きます。
なんとも風情がありますね。こんな気持ちの良い道を登りますがここで問題が。
【on】クラウドベンチャーのトレイル適応度
道が数日前の雨でぐちゃぐちゃになっています。まあ普段はそんなのぜんぜん構わないのですが。今日は勝手が違います。
足が全然上がらず調子悪いなぁ、靴が重く感じる、、。と思ったらこれです。
ソールの間、クラウドテックの中これでもかと泥が詰まり、重い、さらにクラウドテックが潰れないので衝撃がガンガン脚にきます。
とにかくとってもとっても泥が詰まります。
脱いでバンバン叩かないと泥は取れず。
重くなってくると止まり枝でつっ突いて泥を落とすwww
その繰り返しです。
二度とマディーな路面でははかないと思います。箱根の粘土質な土とは相性が悪すぎました!
この靴が生きるのは、泥の路面がなく、硬く締まった林道やロード混じりのトレイル(むしろトレイル混じりのロードwww)だと思います。泥が取れれば安定した走り心地で気持ちは良いのですがこれではどうしようもありません。
決して悪い靴ではないのです。
性能が尖りすぎていて使用法が限定されると言うだけなのです!
17時に箱根関所跡に着きました。
靴のこともあり、2倍くらい疲れた。
1月の箱根外輪山を走ってみて
- 湯本、阿弥陀寺あたりから明神ヶ岳あたりまではほとんど人はいない。
- それもそのはず、ひたすら登りで景色だってほとんど見えない森の中、登りの修行には持ってこいだ。
- 金時山付近は人が少しはいるがその後乙女峠から山伏峠あたりも登山者は皆無。
- 車以外のアクセスが難しいからだと考えられる。
- 途中に自動販売機やドライブインなどもあり、元箱根では補給もしっかりできるコンビニなどもある。
- 今回は3/4コースだったけれど春先に1周50kmに挑戦したい。
この項、了。
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