【STRYDパワーメーター】FTPパワーの測定とパワー測定しつつラン

板橋シティマラソン後も負荷をかけつづてマラソン後の走行距離が200kmを超えています、ケガにつながらないようにギリギリ攻めてます、まっさんです。
今回は”Sub3″のための近道と思い購入したSTRYD パワーメーター。いよいよ使い始めたのでその記事です。

FTPの測定

FTP(Functional Threshold Power)とは「機能的作業閾値パワー」と訳され乳酸性作業閾値(LT)や無酸素性作業閾値(AT)のパワー版。

FTPは1時間のランニングで疲労せずに出し続けることができるパワーの最高値で、これを計算して心拍とパワー双方から閾値にアプローチして楽に早く走れるようにしたい。

3-9プロトコル

FTP測定で手っ取り早いのが3分9分法だと説明書にも書いてあったので早速やってみた。
流れとしては
ウォームアップ→3分間全力ダッシュリカバリー→9分全力ダッシュ→クールダウンとな。

結局10km も走った。これだけやってれば速くなれるんじゃないか?と思うくらいの負荷だ。

3分間ダッシュの部分。

9分間ダッシュの部分。

疲労が抜けてないから全然ペースが上がらない。
レース前に疲労が抜けている状態で、ポイント練習として行うのが良いと思った、、、。

今のところのFTP


STRYDのアプリに結果を打ち込むとこんな表が出てきた。なんかどこかでみたような表。
そう、VDOTのパワー版みたいな感じだ。

FTPは244wで閾値ペースは4’48/kmということだ。

閾値トレーニングに活かすには

閾値を上げるトレーニングの場合は心拍数を無視してこのペースとパワーを発揮するように行えば良い。そうすれば心拍数もガンガン上がるだろう。

長く楽に走るには

3週間後に迫ったUTMF168kmではイージーペースで走れば良い。山中ではペースというものが変化しまくるので心拍数のみでコントロールしていたがこれは心強い。この表によれば159-195wなのでこの値の中でサボらないように走るのが良さそうだ。特に距離が長いレースなので160wあたりのパワーを発揮しつつ進みたいところだ。

VDOTと比較

そういえば、と思い先日の板橋シティマラソンの結果から新しいVDOTを出してみた。

インターバル練習は4’12/kmでやりなさい、と。なんとほぼ同じような感じ。
「なんだ同じじゃん。」と思ったが、よく考えればまったくちがうアプローチから出た数値が同じということはかなり信頼できる数値と考えられる。
目安となる数値がパワーとペースと心拍数から出てくるのはありがたい。

数回のラン

坂道インターバル


80mくらいの上りと下り、走り終わったら心拍数が落ちるまで待ち15本ほど。

パワーと心拍数をオーバーレイした表。
パワーが出てから続くように心拍が上がる。
心拍数を目安にすると数値が遅れて出てくるのでその瞬間を目安にできるのはありがたい。

5’00/km→4’00/kmへのビルドアップ


ペースと心拍数とパワーを比較するとこんな感じ、ペースが上がってもパワーを抑えられるような走りができればランニングエコノミーを向上させられていると言える。

トレイルラン


UTMFの序盤の試走に行ってきた。
心拍数はロード120までトレイルは140まで許容。
パワーはロードではイージーペースの上限の195まで、トレイルでは150前後で進むこととした。
平均パワーが低く出たがこれは下り区間でパワー出力がかなり下がるため。
思った以上に楽に進めて、水分の補給や体力の消耗を防ぎつつなかなか良いペースで移動出来た。
本番まで数回のトレイルトレーニングをするのでこの目安が正しいか実証しつつ本番での目安としたい。

まとめ

数値の渦に巻き込まれて、何が何だかまだわからないが、ロード、トレイル共にかなり使えると思う。
レースでは「力を残しすぎず楽に速く走る」という絶妙なところを数値で確認しつつ走れる。
かつレーニングでは閾値をペース、心拍、パワーという3つの側面から監視 しつつ効果を上げて行きたい。
最初はトレーニングツールとして購入したのだが、ウルトラマラソンロングトレイルで力を残しすぎず、かつより多くの距離を移動する。と言ったレースで感覚に頼らないレースを展開できる可能性がある。
と言っても最後は根性なんだけどな、、、。

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