久しぶりのシューズレビュー、NBのシューズを久しぶりに購入しました、まっさんです。NBのFUEL CELL といえば先日のMGCで神野大地選手が履きましたね、ただし買ったのは、このカーボン入りのモデルではなくエントリーモデルの方です。
大田原マラソンに何を履くか
我ながら豪華なラインナップ、大田原マラソンはこのどれか、で行くつもり。
、、、だった。
昨年、チャレンジした初マラソン、大田原マラソン。
友人がつくばを走るというので申し込もうと思ったら、とっくに締め切りだった。
日程近くで何かないかなー、と申し込んだ大田原マラソン。
「制限時間4時間」
というガチレースとも知らず、案内が送られてきてから「ん、4時間??やばくね????」と気づき急いで練習し、なんとかSub4を達成。
シューズもトレランシューズしか持っていなかったのでとりあえず一番走り慣れているルナサンダルで走った。
今年は1年間の練習の成果を確認する前半戦の大一番だ。
カーボン入りのシューズのなんたるか
NB FUEL CELL 5280
MGCで神野選手が履いていたモデル
カーボン入りのソール
とりあえず高いレベルのパフォーマンスを出せそうなシューズは3足。いずれもCarbonが入っているやつ。
HOKA ONEONE EVO CARBON ROCKET
板橋シティマラソンで”Sub3.5″を達成した相棒。今回もこれで行こうかと思ったけど走行距離は300kmを超えてアウトエッジが削れてシューグーで繰り返し補修。少し靴が傾いている。
HOKA ONEONE Carbon X
先行購入であっという間に売り切れ。買った先輩がいたので履かせて履かせて!とお願いしていたところ、重い、デカい、という理由で履かなくなったのでトレランシューズと強制交換され、うちに嫁いできた。
こいつが最有力候補だったが、いかんせんサイズ が少しデカい。なので、インソールを入れてサイズ 合わせ、さらに重くなった(240g)。そして200kmを超えたあたりで右のソールパターンがなくなってきた。
加えて雨の日はかなり滑るし、濡れるとソールからキュポキュポと変な音がする。気になる。
NIKE ヴェイパーフライネクスト%
今回のレースが10kmなら間違いなくコイツなわけだが、30km走をやったら20km超えて潰れてしまった。もも上げ走りとなり腹筋を中心として体に大ダメージが残った。
もともと速いランナーさんたちはコイツを履き、水を得た魚だ。どんどんタイムを更新している人達がいる。
その裏でタイム更新出来ず、後半地獄をみる方々もちらほら。
第一段階→前傾維持できず、走れているように感じても、足が上がっているだけで前に進まない。
第二段階→体の弱いところが反発により動かなくなる。足首だったり腰だったり、人それぞれ。自分の場合は古傷の左腰。
先月の水戸黄門漫遊サンダルマラソンでも30km過ぎから随分とこのパターンの人を見かけた。
この靴を履くのに必要なのは「反発を受け止める体幹の力」と「前傾した走行姿勢の維持」に尽きる。
ヴェイパーについては今後も履いていくと思うが制御出来ないのが、アウトエッジで接地してから母指球への倒れ込みの速さ。
強烈な反発を支えるための体幹をヨガと腹筋ローラーで手に入れ、前傾の取れた走行姿勢をサンダルやゼロドロップのALTRAで鍛えて42km履けるようになればかなりの武器になると思う。
さらには、今回の大田原マラソンは後半はずっと登り。
登りは前傾姿勢を取るのが難しいのでさらに失速する可能性がある。
箱根の山登り区間でほとんどヴェイパーがいないのも登りの前傾姿勢の保持が難しくからかな、、、。
https://youtu.be/rLBsdsj51Bw
MGCの鈴木亜由子さん、
動画35分くらいからの登り坂では完全に後傾してVFN%の反発が膝上方向に抜けて足は動いているけど前に進まない走りになってる。
結果的に小原選手にかなり追い詰められた。
走れてる感じがするが前に進んで無い、足が終わるとこの感じになるんだよなぁ、VFN%。
NB FUEL CELL REBELを履こうと思ったわけ
安定感がありそう
軽さはスペックで見られる通り、そして自分は小指側のアウトエッジから着地するのでこの部分の出っ張りに安定感があるんでは?と思った。
アウトエッジ側からの着地は厚底履いてるとグネリそうになることがありヒヤリとすることも何度か。
グリップしそう
HOKAのカーボン兄弟はとかく雨の日滑る。
VFN%はすべらないけど。
ミッドソールむき出しのHOKAは雨が降るとマンホールや舗装に細かい砂利が乗ったサーフェスで本当に滑る。
FUEL CELL REBELはかなりの凹凸があり、素材も硬質ゴムなので良くグリップしそう。
雨にも強そう。
アッパーが良さそう
シュータン一体型のアッパーがよさそう。
ナイキのフライニットのようなこの感じ、シュータン一体型の作りはニューバランスは昔から採用してる。NBのミニマスシリーズをよく履いていたのでこの作りはよさそう。
ヒールカップの作りが良さそう
下半分はかかとを覆い込むような硬質のヒールカップ、上半分はニット素材でかかとからアキレス腱までを優しく包む感じ。
ヒールカップの作りに関してはハンゾーシリーズがかなり良いのでこちらの技術も入ってきているか??
ドロップ差が少ない
ドロップはUSサイトで見ると6mmとの事。
ドロップ差の少ないシューズの方が後半潰れない、って思ってるのでこのドロップならギリギリ許容範囲。
自分の場合、ドロップが少なければ少ないほど着地がヒールストライクになりにくく、着地点がより体の真下に近づく。
カラダの前で着地してもスピードがあってカラダごと乗り込んでいければ良いのだけど、、、。修行。
比較的お安い
12500円
コレは麻痺してるのもあるからだろうが、比較的お安く購入出来る。
米Amazonさんではもう半額くらい、、、。ゼビオさんも叩き売りを始めた模様。
100km走ってみて
先に挙げた特長は大体予想通り。
フォア〜フラット着地の方へ
かかとからドカーン、と接地する人にはかかとがえらい小さいので向かないかも。
フォア〜フラットな着地ならカカトがとにかく軽いので脚がくるくる回るような走りを感じられる??と思う。
コメント
ナイスレポです。
ソールの減り具合、僕とよく似てます。特に右の外側の減り。
と言うか、レンブーもあるんですね!
確かに後半上りなら、薄その方が良さそうですね。
右側は特に削れていくんですよね、、、。右で蹴って左で降りる、ってなってしまっているのだけれどなかなかなおせません。VFN%使いになりたいので大田原終わったらVFN%履きまくってとにかく慣れていくしかないです!
れんぶーはなんと閉店セールで3000円でゲットですよ!!
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詳細レポざあざす。特徴がわかりやすいっす。
自分も前足部外側からけずれてくのでそこが強いのはいいかも。ただ、ドロップ低いとなぜかフクラハギにダメージが出るのでそこが気になるなぁ。
でも機会があればショップで足入れてみようと思います。
まっさん、いつもサンダルorALTRAなのでドロップなしで走っております。ドロップ無しを履く理由は走行姿勢をフォア気味にする事と、アキレス腱伸長反射をうまく使うことなのでふくらはぎは結構鍛えられます。なのでドロップあるとふくらはぎ温存出来ますがスピード出ちゃいます。作られ過ぎた前傾姿勢に体幹がついていきません。VFN%を履きこなせないのもコレが原因。Sub3狙うにはドロップにも頼っていきたいところなので大田原後から鍛えて行きます!ややこしいので伝わらないな、、、。また今度じょぐる時にでも、、、。