ココロもカラダも元気に走ろう②〜ストレスって?〜

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ストレスとは何か?

ストレスという言葉は、
・もともとラテン語
・本来、物理学や工学の分野で用いられる用語
・外力に対する物体内部に生じる力(応力)
ざっと、ざっとですが、、、。

ここで話題にするストレス、とは

生物学者であるハンス・セリエが用い、4つに分類したうちのひとつ、怒り、緊張、不安、喪失といった心理的ストレスについてです。

よく言う「ストレス」心理的意味が加わったのはじつは半世紀前くらいからです。
(セリエが1956年に『現代社会とストレス』-The Stress of Life-という本を発表しこれに触れています。)

ハンス・セリエは、
ストレス
「外部環境からの刺激によって起こる歪みに対する非特異的反応」
と考え、
「ストレスを引き起こす外部環境からの刺激」
ストレッサー、と呼んでいます。

この前提で話を進めます。

あなたのストレスは何ですか?

ストレスとうまく付き合いつつランニングを行う為にはそのストレッサーと与えられたストレスをきちんと知るべきです。

世界的に人類に与えているストレッサーはこの新型コロナに他なりません。

コロナ前とラン環境(生活環境含)がどう変わったのか?それがストレスになってきます。

一番大きなストレスは何なのか?
かんたんに解決できるストレスは何なのか?

ちなみに私の場合(ストレスが大きい順)

仕事でコロナウイルスに罹患する確率が高い(現在、十数人と接触済)
そのため家族と離れた生活(車で片道8時間)
妻が妊娠中で心配
娘が急な引越しで不安定になっている
緊急事態宣言により家族に会いに行けない
電話やTV電話をすると娘が会いたいと泣く
隣に住む親世帯(60-70台)に移す不安
母親が喘息持ち、元白血病患者と高リスク
休日は外出自粛をクソ真面目に行なっている
そのため休み中の会話は全く無い
家事を全て自分でやるしか無い
夜勤も多いのでゴミ出しがうまく出来ない
ランニングコースに人が増えた
コース変更やマスクをして走るなどして対応
毎日がミートソース
ふんどし芸人がマスクしろと騒ぐ
などなど、、、。

最後2つはどうでもいいとして、、、笑
モヤモヤしている人は書き出してみると何がストレスなのか分かったり、その後どのように対応していくかが明確になります。

起こった変化

仕事が医療インフラ系なので給料や雇用に対する不安はありませんし、家族がいない為ランニングに割く時間も増え、ランにそれほどストレスはありません。

しかし、仕事は忙しくなってしまった部分やより危険性を増した為、毎日が緊張の連続です。
日常生活で会話がなく、家族のいない家にいつも帰るのは寂しいものです。

つまりストレッサーの性格は表裏一体、悪いことも良いこともあると言うことです。

Selyeの汎適応症候群(アンケート結果)

Twitterでアンケートを取りました。
ご協力ありがとうございました。

お題は
「コロナ前とラン環境はどう変わったか」

何を調べたかったかと言うと
「ランナーがストレスを受けているか、また受けている方はどのような段階にあるか。」です。


多くのランナーの方(なんと108人!)から回答をいただきました。
ありがとうございます。


手書きですんません。

①なんら変えていない(変えるつもりなし)

と言う方は
❶もともとストレスを受けるようなラン環境にない
 →朝4時のラン
 →住んでいる場所にランナー(または批判する人)がいない
などの要因がある方
❷世の流れには従わない
 もともとのスタイルを崩したくない、後から増えてきた散歩民やニワカランナーは気にしない。
という2パターンがあります。
ストレスを感じていない、またはストレスと捉えないという自己を強く持っている方。
❷の方はこの後、以下の流れに入っていく可能性があります。

②必要だと思うがまだ変えていない

「警告期」の方です。
ストレスは感じはじめているがまだ行動を起こしていないので若干のストレスに晒されはじめ、矢印に従って「抵抗期」に移行していきます。

③コースや時間を変更、口を覆うなど対策

「抵抗期」の方です。
周りを見てもこの辺りが一番多いです。
たびたび繰り返される山中教授?のシュミレーションやふんどし芸人のツイートなどで若干の肩身の狭さをストレスに感じ、そのストレスをなくすために対応してランを継続している方です。
私も今のところこれです。

怪しいですw
また、負荷の高い練習は日没後や早朝に移行しています(マスク無し。)
この状態で上手くストレスをコントロール出来ればここで停滞し、ストレッサーがなくなると同時にストレスもなくなります。

④走るのをやめた

「疲憊(はい)期」の方です。
ストレスが大きすぎて走ることが嫌になってしまっている方も少なからずいるようです。
またこの回答を頂いた方以外にも、こんな質問に答えるのも嫌だ。と感じている方もいると思われますのでもう少しいると思います。
疲憊期の方はまずは無理に走らず体を休める、で良いかと思います。
不思議と体が休まると精神も復活していくものです。「習慣だから走らなきゃ」というのもストレスになってしまうのでここは一旦、焦らず行きましょう。ストレッサーがなくなっても強いストレスが残る(そのまま走らなくなる)可能性があるからです。

回答ありがとうございました。

マスクしろ論はこの後どうなるか?

私個人の考えですが、ニワカランナーや散歩民はそのうち暑くなればいなくなるのでもともと走っていた人たちだけが残ることになり、その時にマスクやバフを外せば良い話だと思います。
また結局は元からいたガチランナーがマスクやらなんやら対策をするが、ニワカランナーの方たちは特にそのまま走るのでこのマスクしろ、するな論はなくならないと思います。
今は花もきれいだし、気持ちの良い季節なのでみんな外に出ると気持ちいいです。新たにガチランの扉を開ける方もいると思います、そう思って歓迎しましょう。そう思えば心穏やかになります?

マラソンでもストレッサーになる

ある物事がおこるとストレスは発生します。
ラソン大会はどうでしょうか?

自分で望んで申し込んだ大会がストレッサーとなりストレスは発生します。

目標のタイムが出るだろうか?
家族を説得しなくては大会に出られない。
ラソン大会に出るのを家族が良い顔をしない。
前日には忘れ物をしないよう準備する。
ジェルなどの余計な出費。
などなどストレスは意外にもあるかもしれません。

その代わりに
ゴールしたときの爽快感。
目標達成の瞬間。
仲間たちとの一体感。
などなど楽しいことが多いからこそまた出ようと思うのです。

つまり、物事がおこるとなんらかのストレスは必ず発生する。実は逆を考えるとストレスを与えられるような出来事の裏で実はプラスの要素だってあるのです。

テレワークになったからこそ家族と毎日いられる。
家族と離れて自分の時間ができる。
外出しないでも楽しみを見つけた。
外出による余計な出費が減った。
などなど、、、。

そこにストレスに立ち向かっていくヒントがあります。
このようにストレスと付き合っていく事を「ストレスマネジメント」と言います。

次回は「ストレスマネジメント」について、です。

ストレスに対抗してこの状況を乗り切るには?
で最後のまとめとしたいと思います。

やっぱり長くなるなぁ、、、すません。

コメント

  1. kakohiro より:

    またまた書き込ませていただきます。心理学って面白いですね。
    ところで、まっさんとお揃いのマスク持ってます!一番左の柄まで同じで、嬉しくなっちゃいました♡多摩川で同じマスクの人がいたら、私です。違う柄と併用してますが。
    私はもともと5時過ぎからのランナーかつマスクランナーだったので何ら変えてないのですが、周りがマスクランナーだらけになって、多摩川のマイコースが怪しい人だらけで面白いです。
    このストレスに負けずにランニングを楽しもうと思います。

  2. kazz-matsumura より:

    音ちゃんさん、同じ多摩川ランナー、たくさんマスクランナーが増えて面白いですよね!
    私の関戸橋→四谷橋コースにもたくさんいます、真っ直ぐ走ってマックスバリュー先のグラウンドの芝生を裸足で走ってることもあるので見かけたらぜひ声かけてくださいね!
    この青のペイズリー柄、素敵ですよね!お会いできるのを楽しみに妙齢??のご婦人を探しつつ走ります!今後ともよろしくお願いします。

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