【ちみペタ練】脳をダマす。

ちみペタ練（711練）

711練とは。

ってなわけで7月にみんなで集まって練習したら今をときめく30路ボンバイエなHighくんにボコボコにされたことからリベンジを誓ったおじさん達のコソ練だ。

もうお二人ともブログ等に書いてるのでコソ練でも何でもないけどさ。

beyondに向けて

beyondマラソンってのは記録更新を目指すもの達が集うマラソン大会だ。
キプチョゲさんの”Sub2″チャレンジみたいなノリで充実したペーサーさん達に導かれて記録更新を目指しちゃうのだ。

当初、年末軽く走っていい年迎えられりゃいいや。
東京マラソンの練習になればいいや。

なんてノリで申し込んだ訳なんだけど、東京マラソン2022の出場が無理になったので今シーズンのラストレースになる。そのために練習を始めた。

東京マラソンに出られない理由は長女の卒業遠足の日とかぶってしまったからで。
「一緒にみんな（家族4人）と行きたい。」
という長女をガッカリさせたくなくて。

マラソンはまた当たれば走れるけど卒業遠足は1回だからな、後悔はない。遠足を楽しむ。
（家から5分の公園で遊んでお弁当をたべるだけなんだけど。）

ちみペタ練のめにう

「3’40/kmで12kmのPR」

（をさらりとこなす）というのが最終目標らしい。
え、そんなのおふたりは練習してればいつかこなせるじゃん。（と思うかもしれないけど、昨日走ってみて結構な難コースということが判明した。）

まぁ、ここに参加させてもらうと言ってもまっさんでは完全に力足らずなので
「5000m×2本（3’45/km）」を目標とせよ。
とちみ太郎さんにご助言頂いたのでそこをまず一つの目標として頑張ることに決めた。

まずは寝かしつけから

練習は21時からなので子ども2人を風呂に入れて、チビを寝かしつけたら行ってよし、と嫁ちゃんから下命されたのだが。

ミルク飲みながらパパに抱っこされちゃいたい。

そのあとも本読んじゃうもんね！！

見てみてキラキラ星の楽譜かけた！！（完璧）
と謎の絶対音感を獲得した長女マジすごい。

などと。チビ達がかわゆすぎる。

結局寝かしつけに失敗し、すんません。
パパはマラソン頑張ってくるぜ！！
と無理矢理出かけることに。

ランニングという趣味を持って気持ちよくランをさせてもらえる皆さまはまずご主人や嫁さんに感謝すると良いと思う。
うちは何度も謝ってジョグでも家を出るのでほんと羨ましいわ。

はじまりまじまり

集合場所に着くともう2人とも準備していた。

シューズはホンキ仕様のVFN%2。
おふたりはAFN%。

ちょっとアップしてgo。

5000m-1本目

やけに緊張感がある。こんな練習はマラソン初めて3年くらいやってなかった。
えっと、つまり一度もやったことないw
わさ
「とりあえず3’45/kmで5km粘り切るんだ。」

と思ったのも1500m。
一度2mくらいの距離が空いたら最後、2人の背中が離れていった。

「あのスピードで12kmも走るのかよ。」
必死に追いかけるもどんどんライトが離れて見えなくなった。
離れてからバテたけどとにかく時計も見ずに走った。

342-414-424-415-417
20:55（4’11/km avg.）

バテてから”Sub3″ペースにも届いてなかった。

5000m-2本目

この12kmコースのいやらしいところは後半登り基調になり、さらに向かい風になるところだ。

そんな中でもひたすら同じペースを刻むところがこのコースでやる意義のようだ。

先日のぐんまマラソンでも登りと向かい風にみんな苦しんだようだ。

思えば最後に参加した2年前の大田原マラソンも後半の登り基調に風速7mの雨風、那須おろしが吹いて目標を達成できなかったんだった。

日本のマラソンという以上アップダウンも風も避けられないんだよな。

わかっちゃいるんだからここはひと頑張りだ。

遠くから折り返して来た自転車並みのスピードの2つのライトを見ながら決心を硬くした。

「今度こそついていく。」

で、、、後ろにつくがすぐに離され始めた。すると向かい風と登り基調に足が全く動かず普通に撃沈した。距離、わずかに300m、くそう。

416-425-437-425-423
22:07（4’25/km avg.）
最初から”Sub3″ペースにも届いてなかった。

おふたりはといえば

2人に離されながらも、
コフューコフューと謎の呼吸音をたてながら頑張って走ってたらちみさんが歩いてた。

もうゴールしたのかと思ったら、ガラスの股関節に違和感が出たらしく途中でやめたとのこと。
「頑張れ！」と応援してくれた。

コフューコフューとさらに謎の呼吸音を響かせながら走っていたらペタさんがダウンジョグをしていたが「頑張れまっさん、動いてるよ！」と声をかけてくれて最後少し引っ張ってくれた。

ペタさんはラスト1kmを3’20台まで爆上げして走り切っていたようだ。すごい。

「まっさん、岩のような頑丈そうな走りだった。」
と謎な褒め方をしてくれた。
ペタさんありがとう、褒め上手かよ。

結局なんの抵抗もできずに悔しかったけど、走りきれなかったちみさんもやはり悔しそうだった。

それでも原因やら引っ張るタイミングやら、どうやったら2人で目標達成出来るかを話し合っていたよ、ライバル同士って良いものだなぁ。

温泉にGO

この日はとりあえず温泉に入って明日への英気を養うことにした。ってか明日朝から仕事だしさ。

「金持ってねぇ。」
ペタさんが言った。

「タオルも持ってねぇ。」
ペタさんが言った。

「パンツも持ってねぇ。」
ペタさんが言った。

「上着も持ってねぇ。」
ペタさんが言った。

（この人は何を持って来たんだろう。）
まっさんは思った。

「パンツ以外は大丈夫さ。」
まっさんは言った。

タオルは2枚持って来たから1枚あげた。
上着も最近身体が一回りでかくなってピチピチになってしまったモノをジャストサイズのペタさんにもらっていただいた。（嫁ちゃんに「ピチピチすぎて服がかわいそう」と注意されたランウェア。）

帰りはガラスの股関節のちみ太郎をご自宅まで送り届けて差し上げた。早く治るといいけど。

帰りが1時になった、明日仕事頑張らねばね。

え、2人も遅くなったから大変？？

ふたりとも

テレワーーーーーク！！！

くそう。

また来週。

終わり。