【レースレポ】美ヶ原トレイルラン① 〜波乱の予兆なんてしなかった?〜

脚が痛いとかそんなのはまったくないのですが、足裏が汚いですwwwまっさんです。さて、シーズン幕開け、1ヶ月の休養明けに脚慣らしで参加した美ヶ原トレイルランミドル(50km)走って参りました!サンダルで。えっ、サンダルで?

美ヶ原トレイルランミドル(50km)とは


大会HPより

大会の少ない7月に絶景を望みながら軽い気持ちで走れる脚ならしの50km、悪い話は聞かないし、それなりにしっかりした大会だろう。ITRAポイントもしっかりもらえるし。そんなイメージの大会でした。

参加の目的

当初

TW彩の国100kmで露呈したトレイルでのスピードのなさ。このままでは来年のTW彩の国100mileは完走できるはずもない。これを補うためにショートのレースに出てみよう。

と思ってたわけだけど、、、。


100kmの記録を少なくともあと2時間縮めないと関門さえ突破できないTW彩の国100mile。

参加目的の変化

①のんびりサンダルで走ろう

6月はオフにしてしまってなんのトレーニングもしなかったのでそもそも走力に疑問があったため。愛用のルナサンダルでフルやウルトラマラソンは完走した事はあったけど50kmのトレイルでは走った事なかったのでゆっくりで良いからサンダルで50km走ってみよう、と。

②かなっち参加

以前からかなっちはマラソンよりトレイル向きだろうなーと思っててレース参加を勧めてたけどなかなか釣れなかった。
それが去年のいつも通りの練習でマラソンの記録が頭打ちになったことやねーちゃんのTW彩の国100mileの激走に触れたりしつつ思うところがあったのか参加してみるとのこと。

この3ヶ月は起伏走を中心とし、奥多摩や高尾のまっさん練に出稽古に来るなど本気だった。
これを後押ししたかった。

③ITRAポイントの不足

来年4月のUTMFの参加権はあるが参加資格(3レースでITRAポイント10ポイント)が足りていなかった。

このポイント集めが面倒くさくてわかりにくいのがロードランからトレイルの大会を目指す障壁にはなってるんだろうな。でも必要だわな。

2021 Izu Trail Journey→3ポイント
2022 TW彩の国100km→5ポイント
2022 美ヶ原トレイルランミドル→2ポイント
で10ポイントになる予定。

さて、出発だ!!

当日のスタートは6時、受付が前日or4時から。
となると前日入りが望ましいが、うちの嫁ちゃんが前日から大会に参加させてくれるなんて事はない、そもそも宿泊する金ももったいない。

という事で0時過ぎに東京を出て、レースを走り、戻ってくるというキッツイ日程を取ることにした。

かなっちも息子の試合やら家庭のことがあるのでこれに便乗するとのことで、(あまりお勧めはしなかったけど)当日は高速インター近くで待ち合わせて一路長野へ!

〜行きの会話から〜

かなっち、寝不足はかなりパフォーマンスが下がる、会場に着いたら起こすから寝ておいた方がいいぞ。

えー、そんなん無理やわ、わたし人の運転する車の助手席で寝れんわー、第一に悪いわ、まっさんだって寝てないんやろー、

いや、おれは仕事柄寝なくても動けるし、寝ないでも50kmくらい走れないとサイラーになれないだろうし、気にせず休んでくれよ

えーでもそんなん無理やって、dugjr@j5〒30.……………

???

寝た

寝おった、、、秒で寝おった!


盗撮1 高速を降りてからも起きる気配がない。

今日は暑くなりそうだし、コースもタフだしある程度のスピードが必要なミドルレース、かなっちが頑張っても完走の確率は半々かなーと見ていた。

よって、まぁ、安心した。
少しでも睡眠をとってレースを迎えれば完走の確率は高くなる。

しかしここは長野県、美ヶ原に向かう大門街道は高速ヘアピンカーブの連続、ここでは流石に起きるだろう。

連続する急カーブ。

ゴン!ゴゴン!!ゴン!

鈍い打撃音が車内に響き渡る。
つづら道で車が左右に振られるごとにかなっちが助手席のサイドガラスやドアに頭をぶつけている音である。

安心が不安に変わってきた、、、。

もしかして意識がないまま助手席に乗っているだけでもう死んでいるんではないだろうか?

急にぶつかった勢いでドアが開いたりしないだろうか?

そもそも、おれの車は大丈夫か?

流石にフラッシュ焚いて写真撮れば起きるだろ、すまんかなっち、そろそろ起きろ。

パシャ!!📷


盗撮2 反応がない。本当に大丈夫か?

と思いつつ、会場に到着、

「うわ!(ビクッ!)あれ?ここはどこ?明るい!?わたし、寝てたと?」

「うわ(ビクッ!!)しゃべった!急に起きた、びっくりした!」

生きてたんだ、、、良かった、、、。

きっとレース前の極度の緊張で寝れてなかったんだろう。などと思いつつ、

雲ひとつない空が白む頃、少しの不安が頭をよぎりつつあった。


それは「ショーシャンクの空に」のアンディに会いに行くレッドのように。

この暑さの中、関門を越えられるだろうか、

ゴールして肩車ができるだろうか、(腰w)   

美ヶ原高原の空は青く広がっているだろうか、

あ、あと、車は壊れてないだろうかw

続く


スタート前の一枚📷

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