
ご無沙汰しております、まっさんです!
今年も恒例行事
=チャレンジ富士五湖ウルトラマラソンに
参加してきました。
今まで5回走り
最高タイムは3年前の9時間19分。
これを更新したい、と半年前に申し込みました。
そう、、、半年前と言えば靭帯を切ってしまい、
それを乗り越えるために
あえて大会を予定を入れて頑張ろうと思ってきました。。
が、結果は甘くありませんでした。
恒例行事に参加だぜ!
チャレンジ富士五湖。
毎年恒例、ウルトラランナーの春の棚卸し。
ロード100kmの祭典。
それが、今年は。
40kmでリタイヤでした。
というか
「最後尾」の回収車に追い抜かれ
見えなくなり心が折れた、ってとこです。
月50kmの走行距離じゃ、
やっぱりどうにもならなかったすね。
以前の10分の1ですからね。
「走る」という名の罰ゲーム
靭帯をブチッとやってしまってから半年。
その後、腫れが少し引いても足首は曲がらないし、
伸びもしない、冷凍されたかのようにカッチカチでした。
整形や整骨院に通うも、
「半年以上はかかる。元には戻らない。」
と言われ、、、。
それでも50回以上リハビリに通って
少し背屈ができるようになったくらい。
本当に40代からのケガには気をつけてください。
自分でもLIPUSを当て、
AT-miniを貼り、冷やし、シップを貼り、さすり、、、。
私の足首は毎日手当てされてきました。
でも、走ると痛い。
そのせいで、「走る=楽しい」ではなく
「走る=苦しい儀式」になっていった。
それでも、ウルトラにでようと思った理由
春になると、
チャレンジ富士五湖の足音が聞こえてきた。
以前なら、ワクワクして、
テーパリングだとか、
ウェアをどうするかだとか、
シューズは何にしようかとか、考えていました。
が、今年は、
「出たいけど、けど、けどなんだ?」
「痛くてまた動けなくなるかも」
「いや、それでも復活したい」
そんなグラグラ揺れる気持ちの中で、
前日まで走るかどうかも怪しかった。
たぶんこの時点で、勝負は決まっていた。
ペースキロ8。
スタートラインに立ってみると、
なぜか安心した。
「ここに戻ってきたんだ」と。
とりあえず最後尾からスタートして、
いつも通り少しずつ後半に向けて
上げて行けたらベストなんてこの時は思っていた。
でも走り始めて1キロで気付いた。
足が、動かない。
最初のエイドで
後からスタートしたブロックの選手に、
どんどん抜かれ始める。
それでも食うわけですけど。
抜かれるたびに、
前なら心の中で
「お疲れ様です、後半全員抜いてやるからな!」
と思うところだが、
今年は抜かれたことに静かに打ちのめされる。
Bブロックの選手なんか誰もいなくなり、
次第にCブロック
そしてDブロックの選手と共に、
足と痛みと共に走り続けていた。
需要ないと思うけどラップ。
40km地点、関門の車両に追いつかれた。
後ろにぴったりついていた車両が、
ススーッと前に出てきて、抜かしていった。
そのとき「リタイヤ」を決めた。
準備不足の境地
あれもこれも、準備不足。
半年間走ってなかったことで、
すっかり走り方を忘れていた。
ワセリンを忘れるなんていう基本的なミスまで。
(おかげでケツズレ股ズレが悪化して
歩くとヒリヒリするという追い打ちに)
足だけじゃなく、
メンタルも、補給も、全部が無計画。
スタートの時ポケットに何も入っておらず、
エイドではカップがないと水も飲めないことを知ったwww
幸い最後尾だったので、
道端にジェルは落っこちているし、
1個1000円もするカップが3つも落っこちていたし、
あんまり苦労はしなかったけどw(拾って使ったのかよw)
メダルもフィニッシャーグッズももらえず
走れないことが、悔しかった。
完走してた頃、
当たり前のように受け取ってた
メダルやフィニッシャータオル。
あんなのいらねえな、タオルはメルカリ行きだ。
くらいの感じで、いたけど
それが手に入らない日が、こんなに悲しいなんて。
溢れるように人が多いはずの更衣室には誰もいない。
(正確には太ったおっさん以外見当たらない。
そして自分も太ったおっさんと言う厳しい事実w)
うんこ座りは、人生のメタファー。
足首が曲がらないと、うんこ座りができない。
うんこ座りができないと、
人生のあらゆることが困難になる。
キャンプもできない、
ヤブの中で用も足せない、
トレイルの途中で休めない。
とか思ったけど、
キプチョゲ選手も足首が固すぎてうんこずわりができないらしい。
ここで終わりたくないなーと。
また自分で試行錯誤してみて
ウルトラマンソンは9時間を切ってみたい。
また走ろう。
今回はリタイヤだったけど、
ちゃんと悔しかった。
「走ること」ともう一度向き合う。
足首が曲がらなくても、
走り方を変えればいい。
うんこ座りができなくても、
洋式便所を探せばいい。
さて、やりますか。
ワサビ田だって頑張れば復活するんだ。
(ウルトラ翌日の作業www)
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