仲間ってありがたいな、そればかり思っています、まっさんです。先日の練習では撃沈しましたが皆様の鋭い指摘や温かい言葉で多くの気づきがありました、ここに残しておくことでまとめと、自分の忘備録としたいと思います。
ちみペタ練会場「撃沈のさくら並木」
ちみペタ練
ちみペタ練はちみさんとペタさんが昨年の夏にトラックで若者(High君)に完全敗北したことから立ち上がった毎週木曜の21時から行われる定期練習会だ。
スピードランナー2人は例えればF2戦闘機。
いつもお互いを刺激し合い、切磋琢磨するこの2人からは多くのものを得ている。
レーススタイルもどちらかも言ったらぶっ込み気味で粘って記録を出していく感じで潔い。
まず目標ありきで、そこに向けて練習も積んでいくスタイル、最近レースがないからイマイチ2人とも元気がないなぁ。
今回の練習の内容
いつもは2人の練習の最初の400mや中間だけ走らせてもらってるのだが、今回は湘南Mが無くなった2人が自分のために一緒に練習してくれるという。
本当にこの2人は優しいんだよな、強い男は優しい。
いざ走ってみた!が。
4’00/kmというなんでもないスピードに思えるのだが、今の自分にはキツすぎて途中から引っ張る背中が遠くなり頑張って追いつくという繰り返し。
さらに向かい風区間は、ペタさんは風除け、遅れ始めるとちみさんが背中を押してくれる。
なのに設定もこぼしまくって、しまいには10本目は走り始めてすぐ根を上げてしまい10本完遂はならなかった。せっかくこんな何のためにもならないような練習に来てくれたお二人の熱い気持ちに応えたかったのだがただの力不足を露呈しただけになった。
ちなみにちみさんはこんな練習を前の日に終わらせていた。
325-310まで上がる感じの1000バル。
ちみさんから
「横から見ていたけどあんなんで速くはしれるわけない、足が遅すぎる。」
辛口かよ。
バタバタ走ってる。
接地を気にしすぎてる。
動きが小さい。
「もっと動きを大きく!」
たしかに、最近ピッチを気にしすぎてきたのもあり、動きが小さくなっていたのかもしれない。
金言1
「動きを大きくリラックスして走る」
ペタさんから
もしかしたらキロ4に抵抗があるのかもしれない。キロ4を切るスピードで走る機会を増やして、まずはそもそも走力的なもの以前に心理的な苦手意識を取り除かなければならない。
ペタさんってこういう話する時必ず
「自分もそうだったんすけどね」
とか言ってくれるんすよね、これひとつ言ってもらうだけでだいぶ気が楽というか、やっぱり優しいですよね。
金言2
「キロ4はただの言葉。」
愛の説教部屋
愛の説教部屋は例えればはるやま指揮官を筆頭とする連合艦隊だ。
第7艦隊「ブルー・リッジ」
それぞれが距離に裏打ちされた凄まじい訓練を積んでおり、時々皇居やらこまざーわやら新横浜を隊列を組んで走っている。
ズバズバ理にかなった指摘をぶっ込んでくるのでちょっとおそろしい。
レースプランも堅めで、練習も継続を大切にしており腹八分目。レース運びや結果も堅実なイメージがある。
たかさんから
まずは鷹さんからご指摘があり。
最近の走行距離↑↑により練習負荷が高くなっているのでは、というご指摘。
1月はあまり高低差を意識してないので累積が減ったけど距離が増えた。
先週も速めの動きをかなり入れたので疲れが残った感じはたしかにあり、反省します。
続いて
という厳しいがそのままですよね、というご意見。確かに高得点を取れる科目の勉強ばかりするより、赤点科目をしっかりやった方が平均値もあがる。そもそも伸び代が大きい分同じ時間をかけるなら有効ってことすね。
さらに年末beyondの結果(25km→avg.4’08/km)からVDOTを出していただきやっぱり出来ていなくてはいけない練習なのに出来てないということは普段の負荷が大きかった、ポイント練習に向けてうまく疲労を抜けきれていない、とご指摘。これもこの通りだと思う。
かと言って距離走るってことが自分のベースでそれを少なくすると何していいかわからなくなってしまうという怖さもあり、よってジョグは時間は変えずもう少しペースを落としてみる。
LT走に関する練習についても助言いただき、これがまたドンピシャで
4’00/km→5km20分はきつくて継続ができない気がするので、
4’20/km→60minにして継続中。
こんな感じの練習をしていた。
最後にインターバルの走り方。
無理して普段のジョグとかからかけ離れた動きでは意味がないってこと。
これに関してはみずさんの
「長い距離走るんだからリラックスしていないと。」という言葉が大事だなぁと思いました。
金言3
「ジョグを増やすのは悪くないこと。だけどそれが多すぎて大切なポイント練に響くようではダメ。」
「100点とってる教科の勉強はしなくて良い。(赤点のをやんなさい。)」
はるやまさんから
はるやまさんは大抵見通してるってことで、今回は泳がせてくれた模様。
同じようなミスや練習をハズす、ってのしないように気をつけたい。
あとは何を学んだかを整理しておくことが大事。
金言4(無言)
「今回は何も言わないでおいてやるからしっかり振り返りをしなさい。」
みずさんから
は厳しくも優しいご指摘。
mizu1123.hatenablog.com
先日のブログにてこのことにも言及されており、自分のことのように感じたランナーも多いはずだ。
mizu1123.hatenablog.com
またご自身の練習内容も公開されており、実に7割近くをキロ530より遅いジョグでこなしているということに恐れ入った。
他にも直近レースとシューズの履き分け
CV intervalの設定スピードとそもそも有効かどうか?という投げかけ。
確かにLT走をろくにやっておらずベースもやってないのにインターバルは完全に意味のないものだと思っている。
インターバルについてはペタちみさんもやっているようにLTがなかなか伸びなくなった時点で突破口として入れていくのが良いのかとも思う。
ただ、
ただ、だよ
スピードが足りてないランナーはどうにかしてそのスピードまでは苦手を排除していかなければいけないと言う気持ちもある。(自分なら350とかさらりと閾値走で出来たらと思うと頑張らないと、と思う。)
吉田裕也選手や竹の内選手キプチョゲさんまでがRPより速い練習はしていないと書いたこの記事。
www.yoga-run.tokyo
に対して”Sub45″間近のN氏がくれたこのコメント。これがひっかかる。
これはスピードがどちらかといえばないN氏からの隠れた金言だ。
N氏の過去ブログとか掘り返しまくってみるとやっぱり5kmTTとか考えられないほど遅い(失礼w)し、自分の持ち味のスタミナは走り込みで積み上げつつも足りないところをコツコツ頑張りつつここまできてるんだなぁと思う。
1000m3’00をさらりと切るみずさん始め、遅くたって3’10とかで走り切ってしまう連合艦隊やらF2戦闘機の皆さんとMAX1000m3’30とかの自分が8分目の練習!と間に受けてゼーハーすることやトップスピードを開発せずに継続ばかりを念頭においていてもダメなのでは?という疑問はある。
が、これに対してもanswerをいただきましたので追記。公開コメントなので載せてしまう。自分でまた反芻します。
金言5
「練習負荷をかけすぎない。」
「(頑張ろうとすると)自分が思うよりずっと疲労はあるはず、それを自分で見逃さない。」
他にも
小力さんから
無所属の小力さんからも愛あるコメントをいただいた。
リプに書いた通り、言いにくいことを言ってくれる人ほど本当にありがたく、大事な方です。褒めるだけなら誰でも出来る。
小力さんも超絶速い人たちの中で練習しているが決して無理せず部分的に切り取って参加するなどして練習で無理していないなぁと感じている。
金言6
「苦手をつぶそう。」
「長所も伸ばすの大事。」
かなっちから
ライバルかなっちからもコメントを頂いた。
そうそう、カナっちはポイント練に対して曜日をきちんと決めてしっかり整えているイメージがある。
さらに最近ぶっ込みのカナを卒業して腹八分のカナとなり、毎週のキロ4閾値走を見なくなって少しさみしい。
思えばあの頃のかなっちの閾値走といえば男声諸君も縮み上がっていたに違いない。
何たってレースペース4’40のかなっちが4’00とかで5kmを走ってるわけでそれこそおそろしかった。
最近は180分間走やら変化走やら取り入れつつ腹八分のカナ、、、相対的にスピードはあるだけに大会あって整えばズドン!と行く内容の練習はこなしてるよなぁ(けどあのぶっ込みもまた見たい。)
金言7
「(私は最近大人になった)まっさんも大人になりなさい。」
今回の学び
良かったこと
とりあえずやってみたことがよかった。
これに限る。現在地を確かめてみるのはやっぱり大事だったと思うし、怪我をしたわけでも体力を奪われて次の日に走れなかったわけでもないし。そのうちやり遂げたら力がついていると思えるし。がんばろっと。
悪かったこと
強いて言えばあんまり用意をしてないこと、かと。かなっちにも指摘されたとおり、午前中に120分JOGをしてから臨んだところ。
ちょうど都内で仕事だったことや2日のランオフ後だったこと、水曜日の練習の後は木金と2日間走れない予定だったので欲張ってしまったこと。気をつけよう、欲張りは良くない。
自分の練習は
零戦だよな、零式艦上戦闘機。
自分は長時間戦うスタミナと根性論はあるけどハリボテで隠された中身は大したものはなく、スカスカ。さらにはbeyondは特攻作戦で死亡。零戦は大好きな飛行機だけどそれじゃダメなんだよなぁ。
今までは好きな練習にかたよりがあった。
苦手は分かっていたけど負荷を高くしすぎてたまにやってはその後続かず。辛くてすぐやめてしまっていた。
これでは苦手がわかってても伸びるわけなく、さらに苦手意識を強くするばかりになっていた。
これに関しては負荷を低くしてスピードを磨くトレーニングもしていこうと思う。
今後の練習は
基本はこの1ヶ月やってきたとおりに
▶︎180分間走(35-40km)
▶︎LT走60min or LT変化走(2k/1k-820/440)
に加えて
できるときは準備ポイント練で
▶︎CVインターバル(半分)
4’00/kmカットをまずは5-6本くらいから。
▶︎JOGペースを落とす
走行時間を変えなければ体力は落ちないし、練習ボリュームも変わらないはず。
その代わりペースを落とすことで負荷を落としてみよう。
こんな練習、なんかみたことあるなって、
よく見たらこれって今週の小出監督のメニュー、、、まったく恐れ入る。
コメントいただいた方ありがとうございます!
書き切れないことも多いですがよくかみしめて頑張ってきたいと思います!
(今後とも厳しめでお願いしますw)
とここまできて、
「まっさんの練習には根拠がない。」
「今やってる練習の根拠って何です?」
こんな金言を放った男がいるのです。
次回はこの話だな、、、。
コメント
「キロ4はただの言葉」は気付きになりました。
(数字は人それぞれですが)確かにこれ以上はキツいと自分でブレーキかけちゃってるってありますね。
一度自分で「これは行けるペース」っていう意識改革が出来れば(そういう体験する必要があるけど)、もう一段上がれるんだろうな。
自分に合ってる練習は人とは違うんですよね…
と更に混乱を招く発言をしてみますw
スピード型とスタミナ型で違うのは当たり前ですが
スタミナ型でも自分と合うかはわかりません
弱点の克服の仕方も人によって違うかもしれません
自分はインターバルは苦手だしあんまり効果期待してません、流しとかBUとかで少しずつスピードアップ狙うのが合ってる気がしてます
まあ今後はトラックに手を出すためインターバルやレパでどうにかスピード上げるつもりですがw
さつかさん、ペタさんとはよく話すんですけど、ちみさんはその辺りのスピードの壁を突破するのがすごく上手いというか自然な感じらしいです。
それは昔でも一度は体験して身体が覚えていたり、できないと思いもしなかったりとかの人もいるだろうし、、、。色々ですね!自分は100kmでも500kmでも時間もらえれば走れる気がするのでその辺もやっぱ感覚が違うのかもです!
忙しくて金言投下できなかったー(笑)
というのは置いておいて、、、
やっぱキロ4はさくっと出せるといいですわな。
僕も苦手(そして、辛いし飽きる)なロングを意識して回数こなしてるから結果出ないかなー、と思ってます。
takawonさん、今日は会えずに残念、いろいろ聞きたいことあったんだよなぁ。
人によって練習や成果は違うし、自分らしかやっていきたいなと思います!
その中でもいろいろな方にコメントやら励ましいただけるのがありがたいです。
お会いした時にまたいろいろ!!
トマス氏、金言は”Sub3″以上のランナーからもらうものです、よってまだトマス氏からは受け付けません!!自分は”Sub320″ランナー、トマス氏は”Sub310″ランナーだっけ?🤣🤣🤣
目標達成できてなければただの「たわ言」です。
お互い金言を放てるくらいまで頑張っていきましょう!笑