東北は岩手に向かって爆走中、まっさんです。レースレポ、書く気もなかったけど、来年への自分へ、悔しい思いを忘れたくない。
風速33m/sを記録した?ダルマ山での敗北。
簡単に振り返り
途中までほぼ変わらなかったタイム
A1宝蔵院まで
ロードの終点あたりで夜明け、今思えば少しオーバーペースか
去年が64分
今年が63分
▶︎坂練習を多くしたこともあって最初は飛ばし気味だったけど空いてきてからは落ち着いて走れた。
少し心拍高めな気がして意識的に落とした。
A2こがね橋まで
去年ははしれなかった林道もそれなりに走ったつもりだが、、、
去年が2時間50分
今年も2時間50分
▶︎まさかの同タイムだった。
去年はかなりキツイ感じがしてなんとか到着し、ここからほとんど走れなかった気持ちがしたが今年は登りも走れて前を拾いつつ「なんでみんな走らないんだろう?」くらいの余裕があった。
4時間を過ぎた頃から異変が起こった。
最後元気だったあたり、景色最高
身体のあちこちが攣り始めた。
去年も同じような感じだったけどまだ走れた。
今年は完全に止まってしまう。
10分くらい休むと少し歩けるようになって走る、塩分と芍薬甘草湯を摂取して少し戻る。
A3仁科峠
途中まで走れたけどもうダメだと言う気分
去年5時間07分
今年5時間10分
▶︎絶望感の中到着、今回ばかりはやめようかと思った。今年は去年よりだいぶ遅れた気がした。4時間30分で到着したかったのに5時間を過ぎた時点でなんか諦めてしまった。
力が湧いて来ない。
去年とほとんど変わらないタイムだったのにそれにも気づかず。
A4土肥駐車場
毎年歩いてしまうこの登り、今年も走れず
来年こそは絶対に走るぞ。
去年7時間00分
今年7時間13分
▶︎去年はあと2時間で下ればまだ8時間台だ!
と思って振り絞ったんだった。今年はそんなことも思えなかった。
土肥駐車場に到着する前にお気に入りの帽子を飛ばされてしまった。
ranorのBandana Mesh Cap。
またお気に入りの帽子に出会えるかなぁ。。。
風速はダルマ山で30m/sを超えてるらしいと係員に言われた。
そんなに寒くないし、そもそも歩いているんだから風は関係ない、帽子を飛ばされたのが辛かった。
ダルマ山から
なんかおどろおどろしい空。
遠く富士山には笠雲がかかった。
とぼとぼ歩きながら
「何をやってるんだ!」
「走れよ、走れ!」
と自分に向かって言い聞かすけど3歩走っては歩く、その繰り返し。
20kmの部の選手に次々と抜かれて悔しい。
抜かれるたびに
「くっそー!」
と言葉が。くっそー、って500回くらい言って2万人くらいに抜かれた気がする。
得意のくだりも走れない、ただただ足が痛い。
そして油断すると攣ってしまう。
走れないロード
今年は最後のロードもとぼとぼ歩く
次々と抜かれる。
足を上げても走れずのこり3kmが絶望的に遠い、何をやってるんだろう。
とにかく悔しい。
ゴール
まさかの8時間30分でゴールしたチバクンが撮影
去年は8時間59分
今年は9時間49分
ゴールするもまた
「くっそー」と叫ぶ。
鏑木さんからなんで悔しいの?
と聞かれて、
「去年より1時間も遅くなった。練習が足りなかった。」
と答える。
来年もまた会おう、と言われる。
来年は笑顔で8時間切ってゴールしたい。
チバクン
チバクンはタイムテーブル通りに走ったらしい。しかし最後の下りでどんどん抜かれて悔しかったとのこと。
下り方がわからんまた練習するとのこと。
初の70kmですげーポテンシャル。
本人は100位にも入れないで悔しい。と。
SSやらイナヅマさんなど
SS氏は50位台の8時間前半
イナズマ氏はなんと7時間半ちょいの会心のレースだったようだ。
振り返り
▶︎自分に勝てなかった
辛い時歩いてしまった。
去年の自分なら走ってた、気持ちが弱かった。
▶︎ロング練の不足
去年は80km走りとか
駒沢4’40/kmで50kmとかやってた
今年はそんな練習が足りなかった。
日頃から言い訳してやらなかった弱さが結果に出た。
▶︎La Sportiva JACKAL
来たばかりのシューズで挑んだ。
本当に良い靴だったが性能が活かせなかった。
前半はどんどん足を前に運んでくれた。
サイズが少し小さく感じたので買い直し。
来年は履きこなす。
この1年はJACKAL一本で練習していこうと思う。他のトレランシューズは処分。
コメント
お疲れ様です。カロさん、OTTで引っ張ってもらったことあります。30kmx3とかエグすぎっスね。
でもにいやん坂15周も同レベルでエグイですけどね。あそこで20周やったら怖いもんなくなる気がします。
ITJのレポ待ってました。
文章から悔しさがめちゃくちゃ伝わります。
僕からすると70kmのトレイルを完走すること自体が異次元なんですが、挑戦すること、過去の自分を越えようとするまっさんがカッコよくて仕方ないです。
僕も人の心を動かすようなレースができたらいいなと憧れます。
お疲れ様でした!