UP TO DIE〜登り続けよう 情けはいらぬ〜

あれ?どこかで見たような、、見なかったようなタイトル。なんだったっけな、、、。誰かのブログタイトルだっけ?新聞の記事か??
あっ、どうも、昨日は登り続けて33km、まっさんです。昨日はまっさん坂インターバルコースである、「パコパコ坂」と「にいやん坂」をアテンドしてまいりました!!アツイ同士も参加して3人で頑張りました!!

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「疾走」@petaスポーツ
(※ボタンを押してもめにうも開かないしツールも発動致しません。)

何のきっかけだったか、、、。

petaさんとスライドを広げるとか広げないとか話していた時に坂利用の効率性について持論を繰り広げたところ、まっさんのトレーニングする坂に来てくれることになった。そんな感じだったか。

run2die.net

坂利用の効率性

のぼり坂

・vo2maxに比較的早く達しやすい。
・その割にスピードが出ないので足にかかる負担は少ない。
・出力を上げないと登れないので排気量の大きなエンジンにリニューアルできる。
・坂に苦手意識のあるランナーにとってはそれを取り除くことに有効である。(マラソン大会で急な上り坂があってもびびらなくなる。)

くだり坂

・自然とスピードが乗るので一段上のスピードを体感しやすい。
・普段走っているスピードでは味わうことができない着地衝撃を筋肉に味あわせることができる。
・前傾姿勢が維持できないと意外にもスピードが乗らないので姿勢を強く意識することができる。

まぁ、こんなところか?

まっさん坂は
100m D+15m
400m D+50m
900m D+90m
2500m D+100m
の4パターンがあるが、今回お誘いしたお二人はまっさんより走力が上なので一番キツイ900m坂を味わっていただくことにした。

と、その前に仕事明けで坂筋を刺激


ハーフマラソンを走ったことがないと言う後輩が大会に参加するのでその御指南をいただきたいと言う申し出から、メニューを作って走っている。その効果確認として坂を含んだ15キロのペース走を行った。

パコパコ坂インターバル

パコパコ坂は、あまりに景色が良いためつがいになった男女が訪れる最高の場所である。坂が急なので多くのカップルは車で来ることしかできず、必然的に車両での出向となる。
きれいな景色を見て盛り上がった2人は…パコパコパコパコパコパコパコ!!!!!….以下略。


パコパコ坂に怯えるランシャツpeta氏
(乳首は立ってるが寒くないと言い張る)

まぁ、そんな横を車中の方々に負けじとハァハァしちゃうっていうのがパコパコ坂インターバルだ!(迷惑行為とも言う)


思い出した、petaさんはこのパコパコ坂でパコパコを見学しに行きたいだけだった。

何なら一緒に参加できないかとか無茶を言ったりもした。

今回はpetaさんにそんなことを考えている余裕もない位の練習だと言うことを味わっていただこう。

にいやん坂


https://twitter.com/MASATO_800/status/1194868126841655297?s=06
にいやんさんのコーチのTwitterより

にいやん坂はオリンピックランナーの新谷仁美選手がトレーニングで使用している坂だ。
2500mで約100m登る坂は往復5キロと言うこともあって心肺にも負担をかけやすいし、下りでトップスピードに乗れることからレベルが上のスピードを味わうことができる。
ここでもトレーニングしてみようと思っている。(具体的には5000TT対策としてMペースで走る。)

パコパコインターバル開始

1本目 4’36/900m

High君と共にスタート。High君はバネを生かした走りで軽々坂を上がって行く。とても綺麗な走りだ。
あっという間に離されてゴール地点へ。
High君が座り込んだまま動かない。
ぶっ込みすぎてメンタルをやられたようだ。
途中30秒遅れでスタートしたpetaさんに抜かれる。さすがSub3ランナーの走りだ。
まっさんはこれでもパコパコPBを更新。

2本目 5’09/900m

High君が来ないので単独スタート、1本目とは明らかに違う体の重さ。これだこれ、死ぬ気で登るも歩きそうになる。後ろから迫るpetaさんの気配を感じ、歩くわけにいかない。と走り切る。
ゴール地点で振り返るとpetaさんはいなかった。
どうやら坂にやられたようだ。(それでも速い)
登っている途中で下りてくるHigh君に会う。復活したか?

3本目 5’25/900m

登り始めて序盤にレストで追いついてきたpetaさんに途中で抜かれる。もう、時間差スタートとか関係無し、淡々とやるだけ。
呼吸が苦しすぎるし、
脚も乳酸でパンパン、
車の中ではパコパコ、
しかしそんなん、見てる暇なんてねぇ。
車中のハアハアハア(;´Д`)ハァハァの1000倍(当社比)でハアハアハア(;´Д`)ハァハァして登る。
petaさんが口の中で血の味がする。と言いつつも下りのレストに入っていく。(まだやめないのか、さすがSub3ランナー、ココロがつおい。)

4本目 5’24/900m

「もうやめよう。」誰かが発した瞬間に3人ともやめるだろう。そんな雰囲気の中、4本目スタート。
やめるか?と思ったHigh君もすごいスピードで坂を登っている。
男たちには言葉はいらない。

5本目 5’14/900m

もう最後だ、やり切ろう。
苦しさの境地など、その辺の車内の絶頂よりもとっくの昔に達している。

「登り続けよう、情けはいらぬ。」
UP TO DIEした。

まだ力が残っていたようだ。若干タイムアップ。
以前は6’00くらいかかっていたこの坂を今日は5分台で5本登ることができた。満足だ。

男たちは登り切ったのだ。


Stravaによる主観的運動強度は最大の10だ。
登ってる時は自分の名前すら思い出せないどころか、
そもそも自分が何をやってるかもよく分からなかった。

epilogue1(アツき漢たちよ)

にいやん坂を下りながら、お互いに「もうやめよう」って誰か言ったらやめよう、と考え続けていた(でも絶対口に出さない)ことを話したり、Sub3について話しながら温泉に向かった。

まっさんは東京でSub3する。

そのためには強い意志を持って絶対にあきらめない、と話した。

High君も試行錯誤中だが今シーズン中にSub3を決めると本気で話していた。そしてさらに上を目指す。
petaさんもSub50を静岡で決める。

コイツら、やはりアツイ。熱すぎる。

「ここまで追い込んだのは久しぶりだ。」
とpetaさんが繰り返していた。

その後温泉やバーミヤンで「忘年会続きで金がねぇ!」と全てカード払いを決めるその姿はよっぽど追い込まれているように見えた。今年はまだ10日も残っている。

追い込みつつもビールをおかわりするpeta氏をみて、やはり”Sub55″ランナーは追い込み方が違う、と心から思った。

風呂で体重を測ると62kg台を記録。
少し減りすぎたので今日はよく食べた。

クリームパスタ1.2kg(総重量)
大盛りカレー飯1.0kg(米のみで1000g)

epilogue2(東京Mに向けて)

こんな話もした。
studyhacker.net
人は弱い生き物だ。
自分を守ろうとする。
周りからの評価を落としたくないと防衛線を張る。しごく当たり前のことであり、なんらそのような考えを非難するつもりはない。

特にマラソンのようなわかりやすく結果が出てしまう種目だと、思わずレース前に言い訳のようなものを考えてしまうことがある。
また時に口に出してしまうことがあるのではないか。
まっさんは今までの人生でたびたび経験がある。
弱き生き物よ、まっさん。

いわゆるテストの寸前に
「やべー、全然勉強してねー。」
ってアレである。

主張的セルフハンデキャッピングというらしい。
簡単に言えば結果が出なかった時の言い訳を事前に方々に言いふらしておく自己防衛手段だ。

人間は皆弱い。自信を無くしたくない。
だから自分を守る。
しかし、これをやればやるほど
「実際の目的遂行の成功確率が低下する」
ばかりか、
「周りからも疎んじられる存在となる」
ということだ。

中坊の頃、テストの前に
「オレは勉強したよ、だから絶対に100点取る。」
そう言い放ったクラスメイトがとてもカッコよく見えた。
やるだけやったクセに、まっさんは、
「やべ、ぜってー0点だよー。」
とか騒いでおり、そいつより点が良かった。
自分がとても卑怯に思えた。

まっさんはもう中坊ではないし、マラソン初心者でもない、ましてやパコパコでもない。
(マラソンに真剣に取り組み始めて2月に2年生になる。)

ラソンは自分の意思で始めて、
自分でSub3という目標を決めた。
そして、それに向かって努力をしている。

ラソンなどの自己の精神力との戦いが中心になるような種目だとこのセルフ・ハンデキャッピングは良い結果を生まない。(と思う。)

「辛い」「苦しい」「痛い」「気持ち悪い」「やめたい」こんな言葉を発してしまった時に1番近くにいるのは自分だ。

自分の声は一番自分がよく聴こえる。

そんな事をウルトラマラソンや100マイルのレース中、佳境にいる状態で感じたことがある。

それも含めて楽しむのが今は本当に楽しい。

決めたことに対して無理をせず、頭とカラダを上手に使ってそこに向けて努力をしていこうと思う。

どうしても弱気になる時はやっぱりある。
でも、自分から逃げるのはもうやめよう。

そんなことを思った、坂インターバル 。
そして、アツイ2人の同士、サンクス。

petaさん、乳首、ちくび!!


結局この日は坂ばかり1日で33kmも走った。1000mくらい登った。
こんな日もきっと良かったと思える。

やるぞ、東京マラソンサブスリー
やるだけのことをやって努力して、
「これだけやったんだ、絶対にいい走りができる。」
そんな思いを持って、雪が降ろうが槍が降ろうが、絶対的な自信を持って東京マラソンのスタートラインに立ちたいと思う。


@High写真館 走り去るまっさん号

コメント

  1. sunchan33 より:

    パコパコ坂www
    この3人マジでカッコいいです。僕がカッコいいと思ったのはWAKAさん以来です。
    自分はまだまだ追い込み方が全然足りないですね。
    まっさん食う量もハンパないw
    そしてepilogue2(東京Mに向けて)ではじわりと涙腺を刺激され
    明らかにモザイクのかけかたがおかしい最後の写真で爆笑しました。
    サイコーですw

  2. covtana より:

    まっさんにめちゃくちゃ共感!
    私も常に、
    <「オレは勉強したよ、だから絶対に100点取る。」 精神で、レースは望みたいです。 こないだの月例は思いの外走れて ちょっと読めなかったけど笑

  3. kazz-matsumura より:

    さんちゃんさん、WAKAさんと並べられるなんて畏れ多いっス、だけど唯一食ってる量は買ってる自信ありますwww
    そしてモザイクはこの方法がまっさんスタンダード!歌舞伎町方式とも呼びます、引き続きよろしくお願いします!!

  4. kazz-matsumura より:

    この前の月例はナギサさんカッコよかったなー、自分が女なら惚れてた。言い訳なしにとりあえずやってみる!ってナギサさんの姿勢には勇気をもらいましたよ!
    まっさんもとりあえずはやってみんべ!と一晩で熱を下げる方法を生み出し、かつPBも出せたし、言い訳しないで頑張って良かったです。
    今だから言うとかなり辛かったです笑

  5. cotovol より:

    パコパコなんて初めて聞いたよ。

  6. kazz-matsumura より:

    あっ、えーとわたしも初めて言いました。

  7. run2die より:

    どっかで見たことある表題なんだけどわからなかったっす。
    めにう作成から運転手までしてもらっておんぶにだっこさしてもらい感謝しかありませぬ。
    にしてもパコパコ坂、名前に反して強烈でしたわ。最近ああいう泥臭い練習できてなかったんで目が覚めました。あざす。
    サブスリー、まっさんなら気持ちを強く持って練習を続ければぜたい取れますよ。
    東京まで登り続けましょう!

  8. short-cut-to-runners-high より:

    自分もどこがで見たことあるタイトルな気がするんだけど、きっと夢の中のことと思いまする。
    今回は参加させていただき、ありがとうございました。
    漢たちのパコパコ坂はマジで熱かったですね。
    自分にはまっさんが東京でサブ3する姿がハッキリと見えます。
    やったりましょう!!!

  9. kazz-matsumura より:

    petaさん、小出式の坂インターバルの時はぜひパコパコ坂にお越し下さい!小出監督もビックリするぐらいハアハアハア(;´Д`)ハァハァ出来るので効果的面です、きっと。
    何に効くかは分からないのがパコパコ坂の特徴ですがきっと何かに効くと思います!!
    petaさんも50やるんすよ!!

  10. kazz-matsumura より:

    オレも黙ってパコパコインターバルを繰り返すHigh君をみてこんな我慢強い20代みたことねえ、オレの部下に欲しいぜ!!と思ったぞ!
    High君はさらりとSub3やって、さらなる高みへ!!
    またやりましょう!!

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