www.breaking3.tokyo
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↑レポ①②はこちら↑
エイドに戻ると
とぼとぼとエイドに戻った。
「トマスさんがSub3やりました!!」
誰かが教えてくれた!
とにかく喉が渇いていたので放り投げたボトルを飲む。15kmで取った以来の給水は本当に美味しかった。
「もうすぐカナ先生がゴールだ!」
また誰かが教えてくれた。
ここがゴールなのか、こりゃ自分がSub3しましたなんて冗談でも言えないな、と思った。
まりあとトマスさん
ブログを始めて1年。
同じような目標に向かう仲間ができた。
敬愛するはてブロ勢でこの1年1番頑張って練習したのは誰だろうか。
まっさんはまりあだと思う。
お子さんを持つ母でありながら本業のヨガインストラクターをこなし、朝4時という漁師時間に毎週閾値走、週末にはロング走をこなしていた。そしていつも笑顔を忘れない。すごい。
敬愛するはてブロ勢で誰よりも「マラソン」という競技に真面目に取り組んできたのは誰だろうか。
まっさんはトマス氏だと思う。
アメリカから日本に拠点を移し、そりゃ仕事とか大変だったろうし2人の小さなお子さんもいる。でも言い訳をしないんだ、この男は。いつも自分に対して悔しがっている。すごい。
昨年の今頃はSub4ランナーだったまっさん。
夏のはてブロ駅伝を経て、Sub3目指して一生懸命に練習して来た。
今シーズン初戦の水戸を終え”Sub3.5″を達成したあたりから、いつしかこの2人はまっさんの目標になっていた。
もちろんもっと速いランナーはたくさんいるし、もっと練習をしている人達だっているのは知っている。
だけどランナーの3%が達成できる”Sub3″そして女性の”Sub3.5″。それをひたむきに目指して来た同じような気持ちの中ではこの2人って話ね。
疾走したトマちょげ
ほらみろ、かっこいいじゃんか!(地面に荷捌き、って書いてあっても。)
静岡マラソンが中止になりながらも自らの手で同じような気持ちの人を集めペーサー付きの大会にしてしまった。
そしてその中で目標を達成する。
普段は矢面に立ちたがらなそうなトマス氏だが、今回ばかりは気合いが違った。
こんなカッコいい奴がいるか!?
悔しかった理由
間違いなく今回の主役はこの二人だった。
二人とも完全に1年の努力を出し切っていた。
そんな二人がとても眩しく見えた。
かたや、まっさんといえば
「そういえばまっさんどうだったの?」
とやさぐれた2人に聞かれて
「あ、一応42kmをSub3ペースでは走り切れた。」
と答えるしかできなかった。
やさぐれたマウントチミー氏とpeta氏
(マウントチミー氏には「まっさんよえーよ、ダメだよ集団から離れたら。その時点で負けてんだよ。」と言われた。ごもっともだ。そしてありがたい言葉だ。)
1年間の答え合わせをどれだけ真剣にやるか。
この違いが悔しさの原因だ。
例え疾走したのが荷捌き場でも、ゴール後の嗚咽が単なる土下座に見えてもこの2人はちゃんとした「マラソン」って舞台に立っていた。
自分はと言えば、足がいてぇだの、ピーキングはすぎただの、ぐるぐる回るの嫌だだの、ぶつくさ言いながら、練習会気分で参加してしまった。
途中からなんて失礼な気持ちで走っていたんだ、とペーサーを務めてくれた皆さんやエイドで震えながら応援してくれた皆さんに心よりの感謝をしながら走ったけれども。
(気分を悪くされた方いたらすみません。)
トシ姉ぇと車に着替えに行って
「東京で(Sub3)やりたかったス」
って言ったら、涙が出て来た。
「来年頑張れよ、今回Sub3出来るって分かったんだから。」
とトシ姉ぇがこちらを振り向かず言ってくれた。
そして、さっさとシャワーを浴びに行ってしまった。
(その後着替えを忘れてシャワー後、パンツ一丁でウロウロしていたらしい)
そんなトシ姉ぇ、大好きだ♡
今シーズンの打ち上げ
サブスリーランナーのトマスです!
とトマス氏は晴れやかだった。
レース後にもいつも課題ばかり口にしてニコニコしてないこの男が晴れやかだった。
去年の今頃はジョギングおばさんだったのにもう立派な”Sub3.5″ランナーだなー。
などと言われ。(ジョギングおばさん=マウントチミー氏の言葉だ。)
“Sub3.5″をすると途端に女性ランナーにはみんな冷たくなるんだよ。
なんて冗談を本気にしてビビっていたまりあ。
二人ともすごくカッコよかった。
来シーズンに向けて引き続き目標にさせてもらいたいな、と思った。
面白いから来シーズンに向けてまた一緒に練習したいな、と思ってる。
今シーズンを終えて
まぁ、例えどんな形であれ今シーズンを終えた。
昨年の今頃、Sub4ランナーだった自分は1年経ってSub3.5ランナーにはなれた。とはいえる。
来シーズンの目標は
「Sub3ランナーになること」
これが最低条件だ。
秋のつくばでSub50を目指すレースをすること。
春の東京マラソンで確実にSub50を達成すること。
この2点を目標にして練習していきたい。
今回、自分がSub3ランナーになった、という気持ちには到底なれない。
ただ、Sub3ペースでマラソンを走ることができる。という絶大な自信がついた。
今回、新横浜おいやんマラソンを走らせてもらって良かった。
一緒に走ってくれた仲間たち、応援してくれた仲間たち、全てのみなさんに感謝したい。
この悔しさを忘れないで頑張って行きたい。
みなさん、今後ともよろしくお願いします。
レポ、終了。
コメント
今回難しいコンディションで走りきっただけでも十分尊敬に値しますよ!
集団から落ちても最後まで走る、流石である💪
トマス氏も同じ立場だったら同じように頑張るだろうな。頑張って練習しような。
Sub50目指すぞとか言ったけどSub50ってずっと㌔4で42kmらしいよ、恐ろしいね。まっさんまだ10km41分切れてないのでそのあたりからだな、、、。ウケる。
まっさんがサブ50なら、マリアはサブ320目指して頑張るぞっ!!
次は笑ってゴールしてね!!
まりあとは、30分差、30秒差の法則ね。
なんだかあっさり達成しそうだけど、、、。
震えながら頑張るわ、、、。
次はもちろん満面の笑みでゴールだぜ!!