仕事ではないんです、だから真面目にやってますよ、まっさんです。このエントリーもまったくマラソンに関係ありません、、、なのでそっと閉じてもらっても良いですよ、今回は番外編カウンター作成とそのあっけない幕切れです。ほぼ写真、、、のはずです。
カウンターを作ろう
前エントリーで書いた作成途中の(7年前から)
カウンター。本番の国宝級の厚板を削るにはブランクが長いので技術と器材を確認したい。そんな気持ちからカウンター作りを再開させた。
広角レンズは余計なものが写りすぎるね、、、きったねーな、、我が家、、、。
まあ、よくある対面キッチン。
ここにカウンターを設置したい。
穴埋めの技術
少し技術を紹介しましょうか。
「銘木用アロンアルファ」見たことないでしょ。あと作業風景。
木材に「割れ」ってあるんですけど、よく言えば味。悪く言えば穴、なので場所によっては埋めたりします。こんな感じ。
左上から右下に作業は流れます。
削った粉を特殊なアロンアルファで固めて削る。
これで半永久的に埋まります。
できるだけ違和感を出さないように使う削り粉の色も工夫しますが今回は少し黒すぎたかな?まぁいい。素人だから。
ひたすらに磨く。
磨くのに使うのは「ランダムオービットサンダー」ってやつですね。そのまま訳すと「不規則な軌道で動く」電動ヤスリです。
このようにね。少しづつ番手を上げて、前のヤスリで作った傷を消していきます。
「ここまでやる奴いねぇ」
と加工業者にも言われるほど、時間をかけて磨きます。塗装した車を磨くくらい少しづつ番手を上げます。
#60-#120-#240
#400-#600-#800
#1000-#1200-#1500
#1500-#2000-#3000
磨きの結果
磨いたあとはオイルを擦り込んで艶を出し、表面を保護します。ワトコのオイルが代表的。
こんな感じで。極限まで磨くと木も映り込みするくらい光ります。
家の中に運び入れてみました。
デカすぎるのでカットしますw
カウンターに設置出来る様に大きさを調整します。少し小さくなりました。
(と言ってもでかい。)
仮設置してみました!
素晴らしい重厚感!!
こんなカウンターテーブルある家なんてなかなかないぞ!!
あとは固定して完成です、やったーやったー!!
ここで大きな問題です
問題が2点。
左の出っ張りで少し蛇口を使いづらくなります。ほんの少し。
右の出っ張りがあるため、食卓にテレビを置くといういらんことをしている我が家のテレビが置けなくなります。
とはいえまっさん、テレビなんぞ害でしかないと思ってるのでまず見ません。
第一に食卓にテレビなんで家族の会話も減るし、お互いの顔を見なくなるなどいらん影響が計り知れない。
テレビなんぞ除去すべきです!
でも嫁ちゃんはテレビが大好き♡
あっけない幕切れ
嫁ちゃんが帰ってきました。
「カ、カ、カウンターを仮に設置してみたんだけどどうかな?」
「は、なにこれ、超ジャマなんだけど。テレビはねぇテレビはどこに置くの?」
「お前はテレビテレビうるさいんだよ、テレビなんていらねえんだ、オレはここにカウンターを設置するぞ!」
「そうだよね、ジャマだなぁ、これはないね。」
「早く片付けてよ、ジャマだから」
「うるせぇばかやろう、オレはやると言ったらやる男だ、カウンターはここに設置する、何時間かかったと思ってるんだ!」
と言おうと思ったが、先日チラリと見てしまったテレビの録画リストが脳裏をよぎった。
リコカツ??
ざわつく??
お見合い結婚??
な、なにが起こってるんでしょうか、、、。
えっ、えっと、、、。
「早く!」
うん、、大丈夫、すらりと言葉が出てくる。
「は、はいです。こんなジャマな木は捨ててきますね!!」
パ(*゚∀゚*)パ、、、!お手上げだ!!
糸冬。
コメント
凄い幕切れです。めっちゃ笑いました。
木の行方が気になります。
はっさくさん、読んでいただきありがとうございます。少しづつ10時間くらいかけて磨きましたがたった18秒くらいの会話で過去が無きものになりました。とりあえずガレージの嫁ちゃんが見えないところ木を運びました。もっと小さくカットしてでも置かせていただけるか(自分の家ですけどw)考えます。
出っ張りは、ヤスリで削るしかないですね!
常人には無理ですが、まっさんならできそう(笑)
出っ張りを切ってできるだけ味のある形でテレビが置けるように、、、。
せっかく作ったのに日の目を見ないのは悲しすぎるなぁ、、、。
目次の「あっけない幕切れ」を目にしてまさかとは思いましたが、、最後の娘ちゃんのお手上げ写真と糸冬の文字にまっさんの無念さが滲み出てますね。
いつか心の声が、実際の声と入れ替わらないことを祈るばかりです。。
しかし、カッコいいカウンターテーブルですね!
まぁなんだかんだで色々ありますけど、嫁ちゃんはきっとまっさんのことを大好きなんですね、だからこそ歯に着せずモノを言うんですねきっとそうですね!!無念無念無念無念むねんムネンmunen!
ね!素晴らしいカウンターテーブルなんですよ!!!うぇーi文字数