一夜開けて再始動しています、まっさんです。東京マラソンが終わりました。当選から足掛け3年、頑張ってきた結果は先日の速報に書いたとおり。
タイムや内容はしっかり次で振り返るとして夢のような一日を覚えているうちにカンタンに。
スタート地点、3時前から準備してバイクで爆走、電車に乗り換えなんとか間に合った。
ここにいることが夢のようだった。
走り出してからのレポは後でしっかり振り返るとしてとにかく嬉しかったのが沿道の声援だ。
「応援する人は立ち止まらずお願いします。」
「応援は自粛してください」
の昨年とは雲泥の差だ。
そうなんだよ、屋外でのイベントなんてどんどん開催して、早くもとの生活に戻りたい、みんなそう思っているんだ。
大きな声でたくさんの声援をもらった。
東京観光中の忍者peta氏、荷物預かりも応援もラン後のフォーム解析まで担当してくれた。
先日皇居で一緒に練習した、のしろさん、大きな声で背中を押してくれた。
ハルキスポーツの白い望遠レンズもあちこちどこかで見えた気がする。
きつくなってきた30kmすぎでは
忍者→SS氏→めろすけさんが300mおきに現れる奇跡。それぞれ近くにお互いがいるとは思っていなかった様子。
みんな辛いところはここだ!
ここで応援だ!とさすがランナーだ。
マフさんからも最後に見つけてもらった。
とし姉、はる姉、みずさんも応援やら写真動画撮影ありがとうございました。
ラストの爆風石畳ではしまさんも応援していてくれたようだ。
ゴール後には久しぶりのナコラマさん、ズンズン、やっと会えたtakawonさん!
走っても走っても進まない爆風石畳。ひどい顔だ。
すべての人の声援が背中を押してくれた。
東京がひとつになったかは知らないが、あの時あの空間にいた人たちは一体感を味わった素敵な一日だった。
更衣室にて
ゴール後はさっと着替えて軽く打ち上げに行った。
何故かこのタオルを2枚頂いたので1枚petaさんにあげた。
袋に入らなくてジャマだし。
自分はゴール後、服しか持っておらず1円もなかったのでpetaさんに5000円かりた。すまん。
以前petaさんのブログで1000円しか持ってないのに打ち上げに行った立川ハーフの記事を読んでこの人正気か?
と思っていたけどまさかその人に金借りると思わなかった。
自分たち(High君と自分)は撃沈したのでお通夜か?と思ったけど応援してくれた人たちもキプチョゲrunning Worldには大興奮だったようでみんな久しぶりのマラソンが開かれた喜びを語り合った。
人の金で食う飯はやはりうまい。
takawonさんとはお初だったけどTwitter&ブログあるあるで何故か昔から知り合いのような雰囲気ですぐに仲良くなれた。
ナコラマさんに音ちゃんから連絡が来て少しだけ合流。
大阪人のアイデンティティ、ヒョウ柄のデーハーなスカートをお召しになっていた。
病み上がりでしかも人の多いBブロックからスタートしたのにサブ3.5を達成しているあたり自力が半端なくついているように思う。
足音がすぐ後ろに聞こえる。
会計で24000円です、と言われてみんなビビっていたら、takawonさんが
「いいですよ、オレ3万円持ってるから」
とか言って20000円差し出していた。
全力で却下されていたがすごい男気だ。
まっさん財閥は最近不景気なのでそこまで出来ない。これからはtakawon財閥の時代だ。
ナコラマさんはさっさとカードで会計を済ませておりさすがジェントルマンだ。
しっかり領収書をもらうあたりはリッチな個人事業主のにおいがプンプンする。
テキトーに地面に置いて撮った写真だが背景と左右対称具合も相まって差し当たり売れないバンドのPVフォトだ。
キーボード音ちゃん、いんちきプロデューサーズンズン。ぽさがたまらない、あとは知らん。
解散後は2次会でジョナサンに。
またもや1円も持ってないので略
神出鬼没に何度も現れた東京観光中の忍者。
打ち上げではフルマラソン参加者より何故か疲れていた。
さっきまでキプチョゲを見た!
とHighになっていたが、
デカすぎるジョッキにやられて、灰になっていた。
問題のデカすぎるジョッキ。
そんなこんなで語り合った時間は飛ぶように過ぎていった。
2週間後の板橋フルで最後の集大成を出せるかどうか。そんなことも語った。
外に出たらもうマラソンが終わって交通規制が解除されていた。
息を吹き返した忍者が何度もジョナサンでダメ出ししてくれたランニングフォーム。
自分の走りは硬かったし、下向いてたし、遠くから見てもわかるほど身体がデカかったらしい。
「まっさんはこんなふうに走っていた、あれじゃダメだ。」
とフォーム解析をしてくれた。
た、たしかに、これじゃ”Sub50″どころか走っているかすら危うい。出直しだ。
ちなみにキプチョゲはこんな感じだったようだ。キプチョゲもランニングフォームを見直せばもうひとつ上にいきそうだ。
余韻に浸って家に帰る途中で買い物指令が届いていたのでスーパーで買い物を済ませた。
18時20分に家についたら嫁ちゃんはおらず
⚡️👹⚡️がいた。でも、天使も待っていた。
「ご飯ないからね。」
とバッサリ言われたがそんなことは予測済みだったので半額お肉を買ってきていた。
半額肉と冷凍ご飯。
急いで子供を風呂に入れ、ミルクを飲ませ、歯磨きさせて、
洗濯をしていたら21時を過ぎていた。
ずっとお腹がグーグー鳴っていた。
22時頃やっと焼いた肉を頬張りながら東京マラソンの録画を見返していた。
スタート地点で自分が映っていた。
マラソン全国デビューだ。ファンが増えたらどうしよう。
3年間目標にしていた東京マラソン。
幸せな夢の時間が終わった。
しばらくは嫁ちゃんから怒られようが子どものうんちが手につこうが笑顔でいられそうだ。
多くの反省や悔しさもあったけどそれ以上に、
3年間ずっと空いたままになっていた扉が閉まった気がした。
未練のある恋人のことを忘れた瞬間みたいな、そんなことあるかな、そんな感じ。
『ひとつの幸せのドアが閉じる時、もうひとつのドアが開く。しかし、よく私たちは閉じたドアばかりに目を奪われ、開いたドアに気付かない。』
ヘレン・ケラーさんがそんなことを言ったとか。
次のステージに行くときだ。
新しい扉の向こうにもきっと夢のような時間が待っているに違いない。
ボディバッテリーが切れたとGARMINさんが。
今日は(昨日から48時間くらい)よく頑張った。
東京マラソンレースレポ番外編、おしまい。
レースレポはまた参加できたときの忘備録にできるように前半後半で書きたいと思います。
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