SRS130(ステージレース三陸)に挑戦!震災復興やみちのく潮風トレイルの思い出とともに!

ウルトラへの道
山マッサン

本日46歳になりました、おめでとうおめでとう、まっさんです!今日は明日から挑戦する「SRS130(ステージレース三陸)」について書こうと思います!SRS130は海の恵みと美しい景色、そして東日本大震災からの復興を象徴するイベントです。なぜこの大会に参加するのか、その魅力を伝えたい、そしていつか仲間とこの三陸を走りたい!

人生を変えたあの日

自分がこの大会に興味を持ったのは、三陸との深い関わりが根底にあります。2011年に東日本大震災が発災した時、自分は震災直後から仕事で派遣され、この地域で半年近く支援活動を行っていました。

あの瓦礫の山の中での出来事は今でも自分の心に深く残っていて、多くの人の人生を変えたように自分の人生も大きく変わりました。

みちのくしおかぜトレイルへの挑戦

TRAILHEAD 軽量登山最前線 ロングトレイル Vol.2 - トレランマガジン - (サンエイムック)
TRAILHEAD 軽量登山最前線 ロングトレイル Vol.2 - トレランマガジン - (サンエイムック)

震災から10年後、自分は「みちのくしおかぜトレイル」を全線踏破する挑戦をしました。このトレイルは、青森から福島までの約1000kmにわたるロングトレイルで、東北地方の美しい自然を堪能できるルートです。

みちのく潮風トレイルとは|環境省_みちのく潮風トレイル
みちのく潮風トレイルについて、紹介しています。

約半年をかけて夏には暑い海からの風に吹かれ、冬は雪に行手をはばまれ、自然の厳しさを感じ、その美しさに癒されながらの冒険は、震災でやりきれず止まってしまっていた10年間の魂を再生するには十分な旅でした。

灼熱の普代村の激坂を走る。

途中、数々の名所や温かい地元の方々との出会いがあり、その全てが自分にとってかけがえのない思い出となり、今、自分が生かされているような気持ちです。

美しかった雪の松島をめぐる旅

全線踏破の証。

SRS130の魅力

さて、本題の「SRS130(ステージレース三陸)」についてです。この大会の魅力はなんと言っても「ステージレース」であること!

そしてロードとトレイル、そして山間部の地図読みでCPを通過して行くオリエンテーリングが融合した新しい形のランニングレースであること!

昔、グレートレースで見たサハラ砂漠を走るマラソン、毎朝スタートして、夕方に参加者同士と耐え合い、ともに時間を過ごし、またその朝走り出す。

いつか多くのラン仲間と一緒に三陸を旅しながら走りたいそんな気持ちがあります!

公式ページからもう少しこのレースの魅力を語ってみます。

1. 震災と復興のシンボル

東日本大震災からの復興を象徴するこの大会は、被災地の人々の強さと希望を再確認させてくれます。どんなことがあっても、この十数年間、下を向かず、前を向き、復興への道のりを歩んできた。地元の多くの方々が旅を支えてくれます。

自分の足で復興の進みつつある道のりを一歩ずつ走ることができます。

2. 絶景と海の恵み

三陸の海岸線は、本当に言葉にできないほど美しいです。リアス式海岸の特徴的な風景は、どこを見ても息をのむほどです。

海風に吹かれながらのランニングは、心地よさと同時に自然の厳しさも感じさせてくれます。

そして、ステージレースならでは!ゴール後には新鮮な海の幸が待っています。疲れた体に染み渡る磯の香りと美味しさは格別です!

3. 地域の人々との交流

この地域の人々は本当に温かく、親しみやすいです。自分が支援活動をしていた時も、自分が苦しいのに、多くの方々から感謝の言葉と笑顔をいただきました。

今回の大会でも、多くの場所でエイドを展開していただく予定の地元の方々との交流が楽しみです。

4. 挑戦と達成感

SRS130は、おそらく体力的にも精神的にも大きな挑戦です。130km5,000mD±という長距離を走ることで、自分自身の限界にチャレンジしたい。

そして、ゴールにたどり着いたときの達成感はどんなものなのか?完走することで、自分の成長を実感したい!

家族の応援!

今回の大会には、特別なサポートが待っています。ここ大船渡は妻の実家がある場所で、土日には2人の娘たちも応援に来てくれるかもしれません!

パパが三陸の海で釣り上げたヒラメ!

今は離れて暮らしているけれど、可愛い2人の娘たちの声援があればきっとより一層頑張ることが出来るしそんな姿を見てもらいたいと思っています。

トラブルの日々

そんなこんなで、自分はこのSRS130に出場することを決めましたが、ここまでも決して満足な準備が出来たわけではありません。

家族の岩手への移住で2月、3月は大忙しでした、ほとんど走れず、役所や学校や保育園の調整などや引越しの荷物運搬の日々。

そんな中、胸壁に腫瘍ができてしまい不安ながら通院を続け、結局今月頭までは手術のために入院していました。

10cm近く筋肉を切り、横紋筋とともに腫瘍を取り除いたため、少し走ってもなかなか焼けるような痛みが取れず。

退院後ももちろん安静が続き、入院で失った体力は戻すこともできなかったし、安静にしてください、という期間は今週までwなのもあり、まだチクチクと刺すような痛みがなかなか取れません。

そんな中でも今できる100%を、ってイチローさんの言葉が頭に残ります。それを大事にあきらめずに頑張ろうと思います!

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大会中は志を同じくする仲間と

SRS130の大会当日は、多くのランナーと共に走ることになります。ステージレースという性格上、交流も楽しみにしています。

同じ目標に向かって走る仲間たちや、協力頂ける地元の方々の応援を励み頑張りたいと思います!

そしていつかみんなと。

このブログを読んでくださる方や、つながっているランナーの仲間ともいつかこの大会ではしれたらなぁと思っています。

美しい景色、素晴らしい人々、そして震災からの復興の力強さを多くのみんなに知ってもらいたいなぁ。

このレースはまだ130kmですが311kmになるまで成長していく大会でもあります。来年からは大会運営に関わっていきたいと思っています。そして311kmになる年に完走出来るようにこれからも頑張って行きたい!

特別報道写真集 平成の三陸大津波 (2011.3.11東日本大震災 岩手の記録)
2011年3月11日。マグニチュード(M)9.0の巨大地震とそれに伴う大津波が、甚大で広範な被害をもたらした。 岩手県内で撮影した津波襲来の連続写真はじめ、沿岸部各市町村の姿を克明に記録した永久保存版。オールカラー。 【目次】 陸前高田 大船渡 釜石 大槌 山田 宮古 岩泉 田野畑 普代 野田 久慈 洋野 震災後の岩手...

 

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