こんにちは、まっさんです、1年間目標としてきた大会が終りました。すべてはこの1日のために、残りの364日があったと思います。そのぐらい寝ても覚めても、毎日この大会のことを頭に描きながら過ごしていたように思います。そして大会はあっけなく終わりました。また1年間をかけて努力を積み重ねていきたいと思います、そう思えるこの自分の単純さが意外と好きです。
ここまでたどり着いた多くの仲間も会場で。
積み重ねた試走は12回500km超
自分はもともと運動は得意ではない。
足も速いわけではなく、、、というか遅かったし、特段何かの才能があるわけでもない。
よって何かの運動競技に携わるときにはひたすらに練習を繰り返すのです。
ということで雨の日も雪の日もひたすら積み重ねてきた。その数12回、600km。
最初は12時間以上かかっていたコース試走も、レース前にはどのコースでも8-9時間代で走れて完走への手応えもあった。
さて当日は
このレースのスタートラインに着くこと、去年は想像もできなかったけどこのレースはスタートラインにつくこと自体がなんかそれだけですごいと思う。
積み上げた練習量とか覚悟とか、そんな人たちがたくさんいた。その中の1人でいられることが高揚感があった。
レースはいつも通り最後尾から落ち着いてスタート。前をどんどん拾うはずが、身体に力が入らず、全然前の人に追いつかない、試走では8時間代で回っていたNorthもなかなか進まない。
這々の体で9時間40分で戻ってきた。
South-1に飛び出していくもの桂木観音から先、全然進まずいつも2時間のところが4時間もかかり、エイドで10分ほど休むも回復せず身体が冷え切ってしまい、DNF。
とにかく力不足でした。
標準的100マイラー
生涯で100milesを100times、そんな夢を描くrd tomoさんがPodcastで言ってた。
、、、ってのは去年のブログ記事で書いたとおり。
彩の国100mileは標準的な100マイラーが運を味方につけて、それでもかろうじて完走できるかどうかのレベル。
標準的な100マイラーってなんだよw
ってのはさ、
この彩の国100mileはさまざまな100mileレースを走って来た猛者たちが準備して望んで、それでも完走に手が届かない。
そんな厳しい100mileレースだと。
そして自分は100マイラーではない。
彩の国の前にFUJIで100マイラーになっておくはずがこちらもDNFで100マイラーにもなれてないんだよなぁ。
まずは100マイル
九州の兄貴勢に言われたのが
「まずは100マイルの成功体験を作る」
って事が必要だと。
100マイルは100kmとはまるで違う、(例えればマラソンの30kmの壁のように)120-140kmくらいをすぎたあたりから来る急な疲労感、やめたいという気持ち、次々にくるトラブル、そこへの立ち向かい方の引き出しがないと彩の国への完走へは近づかない、と。
120km以降の粘りは体験して初めて出てくる、らしい。
ということで昨日、帰宅後
「泊まりの大会は行かないで欲しい」
と言われたのにも関わらず、、、。
うんわかった、ただ泊まりに行ってるだけでなく寝ないで走ってるだけなんだ。というわけのわからん言い訳をし、次の目標はKOUMI 100mileです!
その代わりその1日のために家事や育児ももっと頑張ろうと思う。
うちの嫁ちゃんは、大会どころかジョギングに出るのも嫌がるくらい自分が走ることを嫌がるので今後どうなるかわからないけれど、理解してもらえるように説得していこうと思います。
昨日は帰ってすぐ梅の実拾いやら食事作り。
みんなカッコ良かった
昨日はDNFした後、まだ走ってる仲間を応援しつつ、応援できるなら、まだ走れたんじゃないかなんて気持ちもあり、どんな顔で応援すればいいんだなんて思っていたけど。
走ってる仲間がカッコ良すぎていつの間にか声を張り上げてた。
そして、364日後には自分がやるんだ、と思うことが出来た。応援して良かった。
2本の100mileチャレンジで学んだこと
4月のFUJI、今回の彩の国と立て続けにDNFして失敗レースを経験した。
走る前はどちらも楽々完走して、なんならこんだけ練習したんだから快心の走りが出来てるはずだと疑わなかった。(なんなら結構いい勝負出来るんじゃないかとか思ってたwww)
学んだ事は、今まで完走したどんなレースよりも多かった。
補給のこと、装備のこと、気持ちの作り方や、眠さやアップダウンする気持ちへの対処法など。
あと青い服はなんか調子悪くなるwww
ま、まぁ、100mileの経験はいつか活かせる日がレース以外でもあるようなことばかりだ。
今回いちばんカッコよかったM’sVPは
M’sVP?
そう、マッサンズVest Player。
これは年に1人しか贈られない。
そんな名誉な賞🏆に選出されたのは、、、!
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ユキカナ姉妹!!
(1人じゃねーのかw)
昨年は仲間みんながサイラーになる中、DNFとなって悔しい思いをしてから1年間、Strava繋がりで練習の気迫が伝わってくるよね。
今回、とにかく前だけを見て進み続ける姿がカッコ良かった、2周目サンピアに戻ってきた時点でもうコレはサイラー行くな、という雰囲気がビンビンあった。
#彩の国100mile
遂に姉がサイラーになりました⛰️
去年のDNFの悔しい思いから1年、今日たくさんの仲間に見守られゴールまで辿り着きました🤗
諦めず前だけ見て進み続けた姉を心から尊敬します。色々な思いが溢れてきて大泣きです😂
組長❣️姉を引っ張ってゴールまで連れて来てくれてありがとう‼️ pic.twitter.com/jdQiz4wxHM— KANA (@RinoSena) 2023年5月21日
それをひたすら応援し続けるカナっち、去年のリタイヤとそれからの努力も含め、性格も知り尽くしてるからこそだと思うけど、すごい姉妹愛だなぁと思ったわ。
ゆきちゃん、本当におめでとう㊗️
そして、(今回は)ゆきちゃんを周りで支えたいつもの練習仲間達が素晴らしいなぁ、と。
また九州のアニキアネキ勢達は素晴らしいなぁ、と思ったわけです。
今回は前日から一緒にサンピアに泊めていただいて、一緒に飯を食い風呂に入り、いろいろ話ができて楽しかった!
来年は(もうこんなにキツイ)彩の国には来ない、とのことでしたがまたいつかどこかで走れるように、そして来年はいい報告が出来るように、背中を追いかけたいと思います。
今年の私の彩の国はこれで終わりです。
応援いただいた方々、ありがとうございました。
まずはしっかり体調を整えてまた頑張ります。
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