さてさて東京マラソンから3日、だいぶ余韻も薄らいできました、まっさんです。またいつか走りたい東京マラソン、いや、いつか絶対走る。自分の忘備録にもしたい。なるべく未来へつながるように、とりあえずハーフすぎまでを振り返ってみます。
抜けるような青空の中、スタートを待つ。
整列〜スタートまで
整列は8時25分頃。
かなり後ろかと思いきや中断くらいに位置取る。9時頃にエリートランナーがスタートにつき、前に列が進んだタイミングでスルスルと30mほど前に移動。
オンユアマーク!からのー!号砲がなった。
思ったより大きな音!
紙吹雪が舞う中、3年間の重い扉がやっと開いたような感じ、夢のような気持ちだった。
スタートラインまでは15秒。
この瞬間にレースプランは変更。
スタートロスがないなら、無理する必要がない、4’12/kmを刻んでいく作戦から4’15/kmギリギリを狙う作戦。
左→右プランへ変更。
調子良ければ最後ペースアップすればいい。
“Sub3″は実力的に上手くいってギリギリな上に不安要素が2点。まぁ、体重と寝不足。
12月から段階的に減らして体脂肪量は3kg減らして筋肉で2kg増やした。明らかに体は変わった、体脂肪率は17%→12%台に。努力したんだけど、寸前の2週間のテーパリングで増えちゃった体重というか筋肉量、、、。(体脂肪は増えてない。)
レース当日は68.8kgという過去最高www
何でかはよく考えればわかったけどもう2.3日では戻せなかった。ウルトラマラソンならこれでいいんだけど、マラソンはこの身体の作り方ではダメだ、学習したなぁ。
5km通過!
21’21(4’16/km)
最初の5kmは市ヶ谷までの下り基調。
スタートして歌舞伎町を抜ける!前の大ガードを下がって上がるわずかな坂で早くも身体が重い、これはとりあえず無理する日ではない。
淡々とジョグって身体が軽くなるのを待つ。
下りもあるのでペース速くなりがちだよ!
と言われていたがそんな気配なく頑張るとやっと4’15/kmが出る感じ。
しかも距離表示とGARMIN、体感ペースがなんか合わない。1kmが長めに感じる。うむむ、、、。
10km通過!
42’48(4’16/km)/21’27(4’17/km)
ほぼ下り切って市ヶ谷から新設の上野広小路折り返しの手前まで。
予定ではこのあたりまで(5kmすぎ)に集団に入って淡々と眠るはずがなかなかそれらしい集団が見つからない、同じようなペースの人を見つけるけど給水でばらけたりしてなんだかイマイチ、7km手前までウロウロしたがそれに疲れてしまい、単独走で行くことにした。自分で心地よいペースを刻む方が良いかも。
ここから大転倒カマす25km手前付近までは気持ちよく4’15/km前後で走る、自分の身体がデカいせいか後ろには集団が形成されてる。
時々、足が当たるまで近づいてくる人がいて少しストレス。
15km通過!
上野広小路の折り返しを通って日本橋へ!
1:03’57(4’15/km)/21’09(4’13/km)
上野広小路の折り返しでは東京観光中の忍者を発見!
「まっさん、いいぞ、そのまま!!」
みたいな掛け声をもらう。
一緒に練習した仲間からの声援はやっぱりひときわ沁みる。
折り返して反対側から
「まっさーーーん!!がんばろーーー!!」
の音ちゃんのバカでかい声!笑
「音ちゃんも頑張れー!」と叫ぶ。
後ろの足が何度も当たるまで近づいてくるおっさんがしつこいので、日本橋付近でスピードアップして振り切るwww(この1km 3’58)
こういうのがやらなければ良かった余計なことなんだよなぁ、、、。
20km通過!
江戸通りを北上して浅草橋、雷門折り返しから蔵前橋への20km。
ここは今の仕事を始めた時に初めて働いた場所、思い入れが深い。
1:25’11(4’15/km)/21’14(4’14/km)
街並みを見ながら懐かしいなぁと走る。
ここはあの子と歩いた場所だし、あそこはあの子とご飯を食べた店だ。
そうそう、ここであの子とあの子と鉢合わせて修羅場だったなぁ。なんて懐かしいなぁ(バカ
足の当たるおっさんも去り、気持ちよく単独で走る。
しかし、銀座からのこの区間、やたらと走りにくい、細かいクランクはあるし、道も何度も曲がる。折り返すたびにどちらから風が来るかわからない、体感で走ると400←→420のラップが交互に訪れたり、さらにここから苦しんだのが小さな登り下り。
蔵前橋の登り、マジか、身体がガクンと重く感じるwww時計を見ると4’30/kmやばいっしょと頑張る。
鈴木健吾選手とスライド、その後吉田裕也選手、日本人集団ともスライド、速いなぁ。。。
ハーフ&25km通過!
ハーフ 1:29’48(4’15/km)
1:46’31(4’15/km)/21’20(4’16/km)
清澄通りをひたすら南下。
橋のアップダウンが多い、向こうが見えないくらいの登りを登って、勢いよく下る、これが4回くらいある。富岡八幡宮で折り返して清澄通りを再び北上、また橋のアップダウン、試走の時ですら少し嫌だなぁと思っていた区間。
ただ、スピードのノリは悪くない少し復活してきたかな?なんて思いながら中間通過、12秒しか貯金なしか、、、。
走りながら追い風であることに気づいた、ってことは向かい風の復路は嫌だなぁ、、、なんて少しマイナス思考に、こんな時に良いことは起きない。
22km付近、まだまだ動くけど身体には貯金がない感じ、さて、どうしようか、、、。
webから拝借、ここで爆ゴケwww
この折り返しで大回りをする人、小回りをする人色々いるから注意だなぁ、なんて思ってたら折り返し地点で少し前を走ってた人が振り返ってスマホで写真撮影、
「そこでこのスピードの中振り返って撮ります?」
その人にぶつかる感じで2.3人が転ぶ、罵声が飛ぶ、マジかーと思いながらうまく避けた!というかスマホの人とコケた人を踏み潰したwスマン!
大丈夫かなぁ、、、?と思って通り過ぎた後に振り返った時、何にもないところで単独でコケる、アホか!!
ここで4’32/kmのラップ、まぁ仕方ないか、なんて思いつつもなんか走りのリズム、みたいなものを取り戻せない、、、。左足の親指の爪の辺がチクチク痛くてなんかぬるぬる感が、出血してる。左足の親指から結構嫌な痛み。
とりあえず今のラップを取り返すために加速、、、する、も橋を上がるたびにキツイなぁと思うように。
どーする、、、?まだ20km近くあるのよね、、、。
向かい風だし、橋はきついし、なんか足も痛いし、もうその前に脚もなくなりかけてる、30kmまで少し落とそうかな、ここで無理するとこではないかもしれない。。。
って事ですこーし、妥協作戦。
4’20/km前後を許容、回復することもあるし残り12kmとか10kmで勝負するって考えもある。
これは前向きな選択だ。
いいのか?本当にいいのか??
いいんだ、きっと、正しい選択だ。
ペースを落とせば少し復活する。
そんなこと練習では何度もあったじゃないか。
うん、落とそう。
ここまでの経過。
続く。
コメント
レポ楽しみにしてました!
東京のど真ん中を走る気持ちよさが伝わってきます。
24キロまでは、いいペース、順調だったんですね。
大ゴケでリズムが狂っちゃいましたかね?(^_^;)
それにしても、急に振り返ってスマホ撮影とか危険すぎるやつが自分より前に走ってるってのもやるせないっすね。
続き、楽しみにしてます!