【レースレポ】美ヶ原トレイルラン③関門Fightersがゴールを目指す!

普段は50アクセスのブログに800アクセスとかあってビビってますよ、まっさんです。なんだかなぁ、水があるとかないとかでいろいろ意見飛び交ってましたけど面白いなぁ、と。
自分が言いたいのは、いかなる時も前に進めるように考えておくことが大事って事で水用意できない大会を肯定するってことではないすからね、こんな大会運営はクソだわ、そこんとこよろしく。
そういえば雪が降って中止になった2019UTMFの時も上下レインウェアで完全防備、バラクラバ被ってチェーンスパイク履いて突き進んでたら大会終わってたんすよ!懐


美ヶ原高原!!最高の天気でした!

A1エイドから扉峠関門突破!!

A1水無しエイドから関門までは7kmを90分。
ということは1kmを12分台で進む必要がある。
上り下りの複合するこの区間、標高2000m近いし、なんと言っても日光を遮るものがなくかなっちにとってはかなり厳しい区間
かなっちのペースが上がらない。

関門に間に合うと?
(多分無理。)
あとどんくらい時間があると?
(時間がほとんどない)
このペースで間に合うよね?
(このペースでは間に合わない。)

心の声を出せずにここまできたけど、現実は伝えないと、、、。

かなっち、関門には多分間に合わない。
ここまで頑張ったのはわかるけど力不足だったよ、圧倒的に登りの歩きが遅いし、走れる区間がもう少しあれば可能性あったけど走る区間は後半部分だ。また来年登り鍛えてチャレンジするなり、暑さの少ないレースに出たりするしかない。良い経験になったよ、誰だってDNFの経験はある。残念だけど、、、。

前半もう少し急げは良かったか?
でもそれじゃ水も脚もなくなってどちらにせよもっと苦しい展開になったのは間違いない。

いきなり泣き出すかなっちwww
無理もないよなぁ、ここまで何ヶ月も頑張ってきたのに水も補給もなくなってきついレースになって、しかも関門でアウトなんてさ。

完走したいぃ、ううう( ; ; )とかなっち。

仕方ない、ここまで少し甘やかしてきたけど、
ゲキ入れだ!笑

おい、本当に完走したいのかよ?!
完走したいんなら泣くなよ!
関門がとか間に合うかとか、
そんなんしゃべる余裕あるなら脚を動かせよ!
ゴール後肩車した写真をねーちゃんに見せたいんだろ、なら黙って走れや!

カナっち、無言になってペース上がり始めた。下りも一生懸命に走ってる、そしてラスト扉峠への登りロード!

もう水も枯れ果ててカラカラの身体で走る!
自分はここぞとばかりに残しておいた泥水をかなっちにぶっかける!(できれば飲みたくないしw)

扉峠の関門、ほぼぴったりにWSへ、いやーギリかなぁ、ダメか?
と思ってたら、係の方が
「行きます?この時間だともう次の関門もかなり厳しいですけど。」と。

ええ、ええ、行きますとも!
久しぶりに待望の水を手に入れ、力みなぎる。

ここまで30km炎天下、500ccの沢水と泥水しか飲んで無かった自分は生き返ったような気持ちだった!!

かなっちも草の入った水を捨てて、ペットポトルから水を給水!

腹は減ってるけど、さっさとスタートして次の関門目指そう!!

扉峠から初?エイドA2山本小屋

ここから茶臼山への登りはかなりの急登、またペースが上がらなければ関門が、と思ってたら、分厚い雲が太陽を遮り、曇り空に!

かなっち、躍動すwww笑


水を摂りすぎで腹がいっぱい&なぜか足の攣り始めた自分を置き去りにしてどんどん進む!!


マジで速かった、あっという間に茶臼山まで!
美ヶ原ミドルの登りはこれでほぼ最後、ここからはひたすら走れる区間


夏っぽい雲だけど、こっちにきて欲しくない、、、。この後この辺りは雷雨に!


途中、牛とかいてさ、なごむわぁ。


くそー、やっぱり一眼📸持って来れば良かったー、くそー!と言いながら携帯でパシャ。


腹が減りすぎてこのにんじん食って良いのか?とか言ってたら他の参加者の方にあちらにエイドありますよ、止められたwww


山本小屋33km地点!関門15分前に到着!
なんか全然人が来なくなりました、とエイドスタッフ。そうなんです、この後ほとんど人来ないと思いますよーと。

とりあえず初のコーラ!バナナ!とりあえずバナナ6個くらい食ってさて、ここからはのんびり下るだけ、ペースアップしましょ!!

山本小屋からGOALまで!


ここからは、下り!!


【左親指、拡大禁止!!】
下りと言っても最初はガレガレの岩場、サンダルランには岩場がキツい、、、。
左の親指を岩に挟んでしまい爪が剥がれてしまった、痛いけどもうそんなの良いやーと。


以前の大会では刈られていたというクマザサ林も全然手付かず、背丈ほどの笹の中を進みます。


もう流石にこんな大会は出たくねーや、なんて思ってたら庭からおじさんからまた来いよー、と、地元の人の声援が温かい。
途中の林道はさすが”Sub3.5″を余裕で達成しているカナっち、速い速い、どんどん人を抜いて走りました、


そしてとうとう、ゴール!


どうしてもマネしたかったという肩車に巻き込まれるwうがー重かったわー、レース中で一番キツかったわー


和田宿のエイドでたくさんもらったお稲荷さんとおやきを頬張る。うまかったなー、沁みた。


この帰りのバスが一番快適だったわー、クーラーが効いてて気持ち良すぎた!

途中かなりキツいことも言ったし、尻も触りまくった無理やり進むために尻も押しまくった、さらにこの異常な暑さの中でよく頑張ったなーと思う。

終わってからカナっちにひとこと。

「あのさ、今日は最高気温37℃の中11時間も走った。よって、カナっちは暑さに弱いんじゃないと思うぞ、日焼け防止に長袖、帽子、顔まで隠して、それで発汗できなくて暑くてパフォーマンス上がらないんだけだと思うぞ。だから暑さ苦手ってのは気のせいだと思うよ。」

「ガビーン!!」

まぁ、とりあえずカナっちのトレイルデビューを完走という最高の結果で終えることができてとにかく良かった!

終わります。

コメント

  1. 狼煙 より:

    楽しく読ませていただきました
    ミッションコンプリートおめでとうございます!
    景色が素晴らしく興味湧いてたんですが、このエントリーと寂しげなAIDと笹の藪漕ぎ見て、、一気に冷めてしまった笑
    お疲れ様でした^_^

  2. kazz-matsumura より:

    狼煙さん、まぁ、新しい大会参加自体が新しいコース探しだったりするので目的は達したかなぁと。
    ITJの仁科峠から先の稜線をスケールアップしたような広大な景色が最高でした!
    ITJや彩の国みたいな充実したエイドに慣れてしまうと今回みたいのはキツいですね、また走ってみたいと思うような素晴らしい景色でしたよ!(大会には出たくないけど。)

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